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2014年11月の記事一覧


○芸術系高校の選択


 将来の夢として、芸術系へと進めことを決めている人は、こちらを選ぶことも選択肢の1つです。国語・数学・英語などの学習ももちろん行いますが、美術大学を受験する場合、学科試験と同時に実技試験が必要となります。履修科目の中に美術関係の授業が含まれるなど、普通科高校とは異なる、芸術分野に特化したカリキュラムが行われています。 

映画製作を専門に勉強する学科は、残念ながらありません。しかし、映画製作に関わる知識の習得は可能です。絵画の描写や映像表現の知識を習得しておくことで、今後の表現の幅を広げることができるでしょう。


柿生スクールから通える芸術系高校としては、以下の学校があります。

神奈川県立弥栄高等学校(芸術科・音楽専攻 芸術科・美術専攻。映画甲子園2009年 株式会社スマークルネットワーク SPARKLE賞)

神奈川県立大師高等学校(総合学科‐芸術表現系列)

川崎市立川崎総合科学高等学校(デザイン科)

サレジオ工業高等専門学校(デザイン科)

八王子高等学校(芸術コース 美術専攻)

八王子桑志高等学校(デザイン分野・クラフト分野)


ここでは「神奈川県立弥栄高等学校 芸術科美術専攻」について、詳しく見ていきます。

所在地は神奈川県相模原市中央区弥栄3−1−8

小田急小田原線「相模大野駅」から、神奈川中央バスを利用して、最寄りのバス停から徒歩3分で到着します。

美術家では、英語や国語などの普通科目の他に、それぞれの進路に合わせて専門科目を自由に選択し、学習していきます。

芸術科基礎科目 

「総合芸術」「素画」「観賞研究」「映像表現」「美術専攻実技1」「美術史」


入試情報

平成26年度の募集人数は39名。ここに78名の志願者が集まったので、競争率が2倍という、神奈川県公立高校の中でも3番目に高い数値でした。選考方法は4項目で、それぞれ評価比率が決まっています。

学習の記録(評定)…4  学力検査…4

面接…2  特色検査…3

*「学習の記録(評定)」では、美術の教科のみ2倍での評価となる。

*「学力検査」で問われる教科は、英数国の3教科。

*「面接」での評価基準は5つの項目

 「面接の態度」「将来の展望」「学校・学科等の特色理解」「高校での教科・科目事以外の活動に対する意欲」「高校での教科・科目に対する意欲」

*「特色検査」では、実技試験を実施

2014/11/21 16:54

映画監督になるための高校選択




 高校からは義務教育ではなくなるので、自分で勉強したいこと・勉強したい学校を選ばなくてはなりません。そのなかで、映画撮影を部活動として行い、優秀な成果を上げている「普通科高校」もありますし、芸術を専門的に学ぶ「芸術科」が設置されている高校もあります。自分の将来を考え進学する学校を選んでください。


○普通科高校に入学し、部活動としての映画製作を行う

 「NPO法人 映画甲子園」では「eigakoushien worldcup」という大会を主催しています。応募資格は高校生であること。全国の高校生が対象なので、後述する芸術科の高校生も参加していますが、過去の最優秀作品賞には普通科の高校も選ばれています。映画甲子園のHPを見ると、過去に入賞した作品を見ることができるので、興味のある人はHPをご覧ください。

柿生スクールから通える受賞学校としては、以下の学校があります。

成蹊高等学校(2007年 優秀作品賞)

日本大学鶴ヶ丘高等学校(2012年 入選)

神奈川県立大磯高等学校(2012年 入選)

日本大学藤沢高等学校(2012年 入選)

東京都立永山高等学校(2012年 佳作)

法政大学第二高等学校(2012年 佳作)

中央大学横浜山手高等学校(2012年 奨励賞)

恵泉女学園高等学校(2011年 特賞) 


上記の学校であれば、部活動や同好会として映画製作を行っている可能性が高いです。確実ではないので、事前に学校見学に行き、確かめる必要があります。

2014/11/15 16:47

映画監督に必要な能力


 それでは「映画監督」という仕事だけを考えた場合、どのような能力が必要となるのでししょうか?

 

①コミュニケーション能力

映画製作の仕事は集団作業です。1つの場面を撮影するのに、場面を撮影するカメラマン。光量を調節する照明技師。役を演じる役者。役者の着る服を準備するヘアメイク、スタイリスト。その場面を演出する美術スタッフなど、たくさんのスタッフが関わることになります。監督は撮影現場の責任者なので、組織を運営していくコミュニケーション能力が重要になります。

 

 

②場面構成

 なぜ私たちは映画を見るのでしょうか?楽しいから。気分転換のため。やる気を出すためなど、人によってさまざまな理由があります。それらの多くに共通していることは、現実の世界では経験することのできない「疑似体験(現実には経験するのが難しい出来事を再現して、まるでその場にいたかのような経験をすること)を実感するためです。この「疑似体験」を映画を見る人に感じてもらうため、重要なのが「」です。私たちが画面やスクリーンを見るとき、当たり前ですが「この場面には○○という意味があります」「じつはこのとき、主人公は△△という気持ちだったのです」という監督からのメッセージはありません。では、どのようにして見る人にそのメッセージを伝えるかというと、場面の構成を工夫するしかありません。

 

 国語の物語文の読解問題を思い浮かべてください。「A君は笑顔で手を振っていたが、彼の背後には、急に黒い雲がおおいはじめていた」この文章から、A君にこれからどのようなことが起こるでしょうか?という問題があったとします。始め、A君は笑顔であるということから、きっとA君には良いことがあった。プラスの印象を見つけることができます。しかし後半、黒い雲がおおい始めた、とあるので、これから雨が降ることが予想されます。晴れから雨への変化は、一般的にプラスからマイナスへのイメージの変化です。このように、文章として表わすことなく、その場面を見るだけでメッセージを伝えることができるのです。

 

映画も同じように、画面に監督が伝えたいメッセージが直接的に表現されていない可能性があります。そのため、カメラの撮り方や役者の演技などの工夫によって、映画を見る私たちにメッセージを伝えているのです。


 この場面構成をどのように表現するかは「写真」を通して練習することができます。写真を撮るとき、角度や倍率を少し変えるだけで、まったく別の世界が生まれます。旅行などで写真を撮る機会があれば、今の気持ちや伝えたいメッセージを意識して、写真を撮ってみてくい。

2014/11/06 17:00