学校訪問記

カリタス女子中学高等学校

カリタス女子中学高等学校の学校説明会に参加しました。

 

 

【学校までの道のり】

最寄り駅はJR南武線の「中野島」駅。駅から歩いて10分程度で、途中には歩行者専用の遊歩道が存在するため、安心して登校することができます。「登戸」駅からも登校することはできますが、徒歩の場合20分と遠いため、川崎市営バスを利用することができます。

 

【説明会でのPRポイント】

説明会の中で最も力を入れて話していただいたのは、言語教育への取り組みです。カリタス女子中学高等学校はカナダのケベック州にある修道会がルーツです。そのため、創立当初から英語とフランス語の教育に取り組んできました。中学校では全員が英語とフランス語を学びます(週6時間が英語・週2時間がフランス語)。授業は1クラスを半分に分けたハーフクラスで行い、細やかであると共に、全員参加の授業が実施されています。高等学校では英語かフランス語のどちらかを、第一外国語として選択します。選択した言語でセンター試験・大学入試を受けるため、両言語での指導に対応しています。2つ言語を学ぶことは、より異文化理解を深めると共に、幅広い国際的な視野を身につけることに繋がります。これからのグローバル社会で活躍することのできる人材へ育つことのできる環境です。

 

【大学進学実績】

2015年度の大学入試を見ると、国公立 19→20名、早慶上理 74→60、GMARCH 97→121となっています。GMARCHに100人を超える合格者を出したことも重要なポイントですが、それ以外にも注目するべき展として、建築系や医歯薬系への合格者など、多種多様な学部・学科への合格者が見られます。前述の、生徒一人ひとりの志望の実現を応援するという結果が、入試結果にも表れていると感じました。

 

【入学試験】

2016年度入試からの大きな変更点として、3回目入試に当たる2月4日(木)の試験開始時刻を遅らせたことがあります。2月1日~3日にかけて、多くの中学校で入学試験が行われます。体力的にも精神的にも疲弊しているなかでの受験では、本来の実力を発揮することが叶わない可能性があります。試験開始時刻を9時55分と遅らせることで、リフレッシュした状態で試験に臨んでもらうことが目的です。また、2016年度より、web出願が可能になりました。24時間出願が可能であることや、受験料の支払いをクレジットカードでの決済が可能になるなど、より受験しやすくなる環境へと変化しました。

 

【学校の特徴】

カリタス女子中学高等学校といえばミッションスクールとして有名であり、カトリック教育を通した「心の教育」に取り組んでいます。週に1度のカトリック倫理の授業は、生と死について。平和についてなど、自分の生き方を振り返る時間となります。決してキリスト教を強制されるのではなく、キリスト教の精神を学んだ上で、人間的な成長を目指します。校長先生の挨拶で仰っていた「ミッションスクールの真価とは【豊かな心を養うこと・自分が愛されていること】に気づく(気づかせる)」ことにある」という言葉が印象的でした。

 

【まとめ・総括】

カリタス女子中学高等学校の根底にある考えとして「【個】をしっかりと見る」という点を感じました。多くの学校に「特別進学コース」「選抜コース」があり、学校が大々的にPRする合格実績の大半は、それらのコースの生徒が出した結果です。一方、カリタス女子中学高等学校にはそういったクラスがないと同時に、個々に焦点を合わせた進学指導や、ハーフクラスでの言語指導が行われています。生徒全員がそれぞれの目標に向かって頑張っている。そんな雰囲気を感じました。