学校訪問記

吉祥女子中学・高等学校

吉祥女子中学・高等学校の説明会に参加しました。

 

【学校までの道のり】

吉祥寺キャンパスと八王子キャンパスの2つがありますが、通常授業は吉祥寺キャンパスで行います。武蔵野市吉祥寺の閑静な住宅街にキャンパスを構えているので、周囲の騒音を気にせず、勉学に集中することができます。通学手段としては「西荻窪」駅より徒歩8分。または、西武新宿線「上石神井」駅よりバスを利用することで、学校最寄りのバス停まで移動ができます。

 

【説明会でのPRポイント】

 吉祥女子中学・高等学校の教育方針の1つに「知的探究心を育む」ことを挙げています。創立者の守屋荒美雄・守屋美賀雄親子は研究者であり、物事を真摯に学ぶ姿勢が学校の根幹に流れています。図書館には6万冊を超える蔵書と貴重な史料が残されており、生徒の知識欲を満たします。また、生徒対生徒・生徒対教師の対話を目的とした交流スペースが設置されており、自ら成長しようとする生徒に向けてのサポートを行っています。

 

【大学進学実績】

 前年度と比較して、国公立・私立大学共に大きく進学実績を伸ばしています。(2014年度と2015年度の現役卒業生数値)
国公立 54→74 早稲田 94→115 慶応義塾大 25→33 
東京理科大 40→67 明治 92→118 津田塾大 17→27 
中高一貫校のため、時間をかけた進路指導が行われています。中学の3年間は「自分を見つめ、ふさわしい生き方を見出す」時間になっています。一人の女性としての将来を、自ら考える指導が行われています。高校では学年ごとに「進路プログラム」を実施しています。第一志望の決定まで、進路指導室と学年・担任が連携し、きめ細やかな進学指導が行われています。

 

【入学試験】

 女子生徒が苦手意識を持ちがちな「算数」ですが、吉祥女子中学は立地的・偏差値的に第一志望校で検討するであろう「晃華学園中学校」「立教女学院」と比較して、対策を立てやすい学校です。2015年度入試を見ると、大問1では計算問題と1行問題が出題され、大問2・大問3では、1行問題より少し難易度の高い文章題が1題ずつ出題されます。後半の応用問題に時間を割くために、基本問題を速く・スムーズに解くことが、合格に向けたポイントになります。
学校ホームページを見ると「吉祥への扉」というページがあり、ここで過去の入試問題が一部ですが紹介されています。解答ページには各教科担当から、問題の解説やメッセージが書かれています。問題の意図や求められる知識が見えてくるため、受験を考えている方は、一度ご覧ください。

 

【学校の特徴】

 高校2年生の文系・理系の選択に加えて「芸術系」を選択することが可能です。中学から美術の授業は吉祥オリジナルであり、授業では絵画・版画・デザイン・工芸など、幅広い学習を行います。高校では銅版画や石膏デザインなどの専門性に富む学習が行われ、より興味を持った生徒は、芸術系を選択します。武蔵野美術大学へは毎年10名程度進学しており、2015年度には現役で13名が合格しています。

 

【まとめ・総括】

 吉祥女子中学・高等学校は、様々な可能性にあふれた学校であると感じました。放課後はクラブ活動以外にも、すぐれた文化に学び・教養を身につけるための「課外授業」(ピアノ、ヴァイオリン、華道、茶道、バレエなど)を利用するという選択肢もあります。前述の文系・理系・芸術系の選択も同様ですが、選択できる可能性があるということは同時に、それを選ぶだけの責任を負うことになります。日々の学校生活を通して学習の機会にあふれており、勉学だけでなく、人間的な成長も見込める学校であると感じました。