学校訪問記

桐朋中学・高等学校

桐朋中学・高等学校の学校説明会に参加しました。

 

 

【学校までの道のり】

 最寄り駅はJR中央線「国立」駅。もしくは、JR南武線「谷保」駅のどちらかです。両駅とも校舎までは歩いて15分かかるため、公共バスを利用することもできますが、多くの生徒は歩いて登校します。特に国立駅からの道のりは、四季折々で装いを変える風景が広がっており、心を穏やかにさせてくれる光景です。

 

【説明会でのPRポイント】

 桐朋学園は創立75周年にあたる2016年を目指、大規模な建て替えプロジェクトが進んでいます。現在は「教科教室棟」「共用棟」「高校棟」「中学棟」が完成しており、「小学校本館」と「外構」工事を残すのみです。共用棟・高校棟のテーマは『多様にして創造的な個性の「共鳴」』です。学校に伺った日は新しい共用棟・高等棟にはホール・図書館・食堂・多目的ラウンジなどの施設が集まっています。

写真は共用棟2階のテラスを撮影したものです。テラスは1面ウッドデッキが敷かれた上に、ベンチが設置されています。晴天時には昼食や読書のために利用するなど、生徒の憩いの場となっています。このテラスの東側にはみや林がひろがっており、豊かな情操教育の育成にもつながると期待されています。

 

【大学進学実績】

桐朋中学・高等学校といえば、多摩地区の私立学校では屈指の進学校です。
2015年度入試を見ると、東京大学13名(現役生6名・期卒生7名)を始めとして、国公立大学への合格者が132名。私立大学の合格状況についても、早稲田大学112名(現役生49名・期卒生63名)慶応義塾大学87名(現役生47名・期卒生40名)など、難関大学の合格を勝ち取った生徒が多々見られます。

 

【入学試験】

 2015年度入試の結果を見ると、合格者最低点が203点・得点率63.4%と、昨年の数値を上回る結果となりました(2014年度入試、合格最低点176点・得点率55.0%)。理科以外の全教科で平均点が上がるなど、ケアレスミスへの注意や問題への取り組み方が、より一層問われることになりました。
最も平均点が上がったのは「算数」です。(2015年度=68.5点。前年度より約12点上昇)。
1の簡単な計算問題、2の短い文章題については多くの受験生が正解を得ていたそうですが、差が分かれたのは5の図形の特徴を読み取る力だそうです。公式や解法を覚えるだけの勉強では、問題を解くことができません。手を動かして考えるような勉強を心がけてほしいとう、作問者からのメッセージが込められた問題です。

 

【学校の特徴】

会の中では、好調な進学実績を支える仕組みとして「高い専任率と授業の質へのこだわり」についてお話していただきました。桐朋中学・高等学校は教員の専任率が高く、2014年度の桐朋高校を見ると総時間数833の内、654時間(78.5%)を専任教員が担当します。各教科において専門領域を網羅する人材がそろっており、それぞれの経験を活かしてカリキュラムが作成されています。教科内での話し合いが密に行われるため、小テストや宿題などに使用する自習教材も多数作成されており、生徒一人ひとりの状態に合わせた課題を与えることができます。

 

【まとめ・総括】

2016年の創立75周年を控え「次の学びプロジェクト」がスタートしています。「学びの環境を進化させる。より良い学びをかなえるために」をテーマに、これまでの伝統をさらに進化させ、未来を拓く、新たな次代の担い手を育てる桐朋教育が行われます。歴史ある伝統校でありながらも最新の設備を備える、多摩地区でも随一の進学校です。