学校訪問記

東京都市大学等々力中学高等学校

【学校までの道のり】

 最寄駅の東急大井町線等々力駅からは徒歩10分程度です。学校までの道のりの途中には「満願寺」と「玉川神社」などがあり、緑の多く残る光景を眺めながらの登校になります。部活にテストに受験勉強 と学校生活はめまぐるしくうつろいゆきますが、そんな中でほっと一息つくことのできる場所です。

 

【説明会でのPRポイント】

「noblesse oblige」(高潔な若人が果たすべき責任と義務)を教育方針とする教育を実践。変転する現代社会において常に不動の一点を見つめることの出来る人格教育を目指している学校です。
「noblesse oblige」の実践として、自学自習を奨励しそのために全生徒が20時まで利用できる(高3生は21時まで)自習室、150席を完備し、その他にも図書館にも自習机やグループ学習室があり、ラウンジ・オープンスペースも18時30分まで自習が可能となっています。実際、毎日平均150名が利用し、定期テスト前には、250名を超える生徒が自主に利用しているとのことでした。
また、この自学自習を効果的にする時間管理のためのTQノートを全員が作成し、毎日の学習の進め方や、間違った部分の反省などのほか、その1日の反省点を記入するページがあり、自分の現状を客観的に見ることで目的意識や、勉強の必要性を毎日感じられるような工夫がなされています。このノートで、時間管理をすることで、部活動や個々の趣味にも取り組める時間がとれ、生徒は学校生活を楽しめているようです。

 

【大学進学実績】

 この学校は、6年前に系列の東横学園女子短期大学が、武蔵工業大学と統合し東京都市大に名称を変更したのに伴い、校名変更と共学化を実施。更に付属校から進学校へと改革を進めて理系教育に力を入れて来ました。この結果2015年大学進学実績(現役生)では、国公立5→6名、早稲田2→18名、慶応0→6名 上智9→14名、理科大8→16名、GMARCHは36→98名と大きく実績を伸ばしてきています。加えて、今年から、東大、一橋、東工大など難関国公立大学合格に向けて「スーパー特進コース」を開始し、東大ロードマップを作り、これに合わせた指導が実施されさらなる実績アップの努力がなされています。

 

【入学試験】

2015年度の中学入試では特別選抜コース・特別進学コースは第4回まで入学試験がありましたが、その内の1回で、始めて英語入試が行われました。国語・算数の2教科は全生徒が受験しますが、残りの1教科は選択式であり、英語か理科・社会(合わせて1つのテスト)を選ぶことになります。試験内容としては「語順整序問題」「長文読解問題」「発音・アクセント問題」「会話文の補充問題」など、英語検定4級程度の能力が求められます。

 

【学校の特徴】

小学校からの英語改革に対応して英語教育に力を入れています。音読を中心に、英文をその語順のままに理解出来る力を養成し、英語力を伸ばしています。学習進度に関しては、学年ごとに目標を設定し、その目標に向かって計画的に指導がなされています。具体的には中学2年終了時で英検3級(TOEIC400点)、高校1年終了時で英検2級(TOEIC520点)の習得が目標です。今年から、算数、国語と英語(または理科社会)の英語入試を実施し、さらなる英語教育の充実を図っています。

 

【まとめ・総括】

 生徒の自主性を重んじ自ら学ぶ姿勢を作りつつ、学校改革を通じて大学進学の意識を高め、合格実績を大きく伸ばしてきている学校です。これからの英語教育改革、大学入試改革に向けて教育内容を充実させてきており、これからが期待できる学校の一つといえるでしょう。