学校訪問記

明治学院中学校・明治学院東村山高等学校

明治学院中学校・明治学院東村山高等学校の学校説明会に参加してきました。

 

 

【学校までの道のり】

 最寄駅として2駅があります。1つは西武拝島線・西武国分寺線「小川」駅(徒歩、約8分)。もう1つのJR武蔵野線「新小平駅」ですが、徒歩約25分かかります。事前に申請すると自転車通学が可能なので、どちらの駅からでも通学することができます。

 

【説明会でのPRポイント】

 学校の教育方針として「付属校から進学校」へと大きく変化させると仰っていました。これまで、付属大学の「明治学院大学」への内部推薦を希望する生徒は、高校2年のコース選択の際に「推薦進学コース」を選択。他大学への受験に向けた学習ではなく、ディベートの手法やレポートの書き方など、大学研究の基礎力を学習していました。
そのため、進学先は明治学院大学が中心でしたが、2016年度より、推薦進学コースの生徒を対象に「特A推薦」制度が導入されます。この制度は、明治学院大学系列特別推薦の権利を有したまま、他大学への受験が可能となるものです。制度の利用にはいくつか制限がありますが、(成績上位30%以上であること。受験できる大学は2校2学科までであることなど)生徒の希望する進路に向けて、より多くの選択が可能となります。

 

【大学進学実績】

 2010年度より始まった「新・学習プログラム」の開始以降、大学合格状況は年を追うごとに数値を上昇させています。2015年度入試の G-MARCH 合格実績は113名であり、特に明治大学への合格者は、前年度の2倍以上の人数を輩出しました。
早稲田大学 5名→11名  上智大学 2名→10名  青山学院大学 10名→15名
法政大学 20名→32名   明治大学 13名→26名 (明治学院大学 92名→89名)

 

 外部大学を受験する「受験進学コース」では、朝・放課後の講習に力を入れています。始業前の時間(7:45~8:30)に毎日、現代文や英語、数学の講習を実施しています。センター試験レベルの問題演習を行い、確かな実力を身につけることが目的です。放課後も必要に応じて講習を実施するなど、毎日の積み重ねが、大学合格に繋がっています。

 

【入学試験】

高等学校では、2015年度入試から「運動クラブ推薦制度」が始りました。対象となるのは、アメリカンフットボール部・柔道部・バトミントン部・硬式野球部・ラグビー部で、2016年度入試では定員10名での募集が行われています。推薦試験を受けるためには、内申が9科32点以上であること。出身中学の部活動顧問の推薦などの条件に加え、学校説明会にて行う個別相談に参加する必要があります。

 

 入試問題の解説を見ると、中学・高校共に漢字問題でのミスが目立っていたそうです。「止め、はね、はらい」を正確に書くことができなかったため、失点した生徒が多く出ました。漢字練習を行う際には、ただ書き取り練習を行うのではなく、文字を丁寧に書く意識が必要というメッセージがありました。

 

【学校の特徴】

明治学院大学への系列校特別推薦(内部推薦)が存在します。高校2年のコース選択の際に推薦進学コースに所属したうえで、下記の条件を満たした生徒が対象となります。

1.3年間の成績が上位80%以上であること
2.欠席・遅刻・総体の数が30日以内であること
3.生活面での処罰がないこと

 

推薦進学コースの生徒は、他大学への受験に向けた学習ではなく、大学入学後の学びに備えた「アカデミックリテラシー」を学習します。ディベートの手法やレポートの書き方など、大学研究の基礎力を並行して学習していくコースです。学校独自の卒業研究課題も存在するなど、大学研究にて必要な力を養います。

 

 明治学院は、ヘボン式ローマ字の創始者である「ジェームズ・カーティス・ヘボン」博士が横浜に開いた英学塾「ヘボン塾」を源流としており、2013年に150周年を迎えました。
学園全体で記念事業が行われ、明治学院中学校・明治学院東村山高等学校でも、グラウンド人工芝事業や、ビオトープ事業が行われました。歴史が根強く残る一方で、中学入試の出願方法を、原則WEB出願に変更するなど、新たな取り組みに挑戦しています。歴史と革新を両立した、多摩地区でお勧めの学校と言えるでしょう。