学校訪問記

工学院大学附属中学校・工学院大学附属高等学校

工学院大学附属中学校・工学院大学附属高等学校の塾対象説明会に参加してきました。

 

 

【学校までの道のり】

JR「八王子」駅、京王線「北野」駅、JR・西武拝島線「拝島」駅からスクールバスが運行しています。乗車時間はそれぞれ20分程度とまとまった時間があるので、車内では楽しくおしゃべりしたり、その日のテスト勉強などを行う様子が見られます。今後は、南大沢駅や新宿駅からの便が計画されているなど、より広範囲からの登校が可能になります。

 

 

(写真はスクールバス乗り場です。乗り場は工学院大学の敷地内にあり、中学・高等学校の校舎は道路を挟んだ反対側にあります。)

 

【説明会でのPRポイント】

2015年度入試から新たに「ハイブリッド インターナショナルクラス」「ハイブリッド特進クラス」「ハイブリッド特進理数クラス」の募集が始まりました。特に「ハイブリッド インターナショナルクラス」は、日本国内の公立小学校で育った生徒と、海外からの帰国生が同じ教室で授業を受けます。育った環境によって考え方や行動指針は様々であり、国内にいながら国際的な視野を身につけることができます。
グローバル教育の一環としては、理科・数学・英語の授業を英語で実施し、普段の授業から英語能力を養っていきます。志望校は東京大学・京都大学といった国内に留まらず、世界トップ100に入る大学を受験校として視野に入れた進学指導が行われます。

 

 

【大学進学実績】

現行コース(中高一貫コース・文理普通コース・文理特進コース)の2014年度卒業生合格者数を見ると、国公立大学 8名、私立大学 203名、工学院大学 96名という結果でした。 工学院大学への推薦試験合格後、国公立・私立大学の併願受験が可能です。
まだ検討段階だそうですが、中学新コースの生徒の成長と共に「法人内飛び級制度」が構想されています。工学院大学の附属校である強みを活かし、成績優秀かつ希望者には中高一貫5年、大学3年、大学院修了課程2年の、計10年間で修了する教育システムを予定しています。社会に飛び出すまでに捻出した時間を利用して海外の大学院に留学するなど、世界で活躍することのできる人材育成を目指しています。

 

【入学試験】

中学入試について、全コースが同一問題を行い、受験する教科は指定の中から選択することができます。27年度募集要項を見ると、2月1日(午前)の特待選抜試験は「2科」「4科」「英語・算数」「思考力」の4つのテスト形式から選択しました。例えば、英語に特化した教育を行う「ハイブリッド インターナショナルクラス」を「思考力」テストで受験することも可能です。今現在の学力ではなく、その生徒の適性・意欲を重視した試験が行われています。
高校入試では、女子優遇措置が取られています。単願推薦・併願推薦利用時の内申基準を見ると、女子は男子よりも1ポイント低く設定されています。工業系の流れを組む学校であり、この制度が導入される前は、女子生徒の人数は少ないものでした。26年度の卒業生を見ると、卒業生308名中女子生徒93名と、3分の1が女子生徒です。極端に女子生徒が少ない学校ではないので、女子生徒の受験にはお得な学校であると言えるでしょう。

 

【学校の特徴】

21世紀のグローバル社会で活躍する人材育成のために、新たな取り組みにチャレンジしている学校です。生徒と教員が相互に方向に行う対話型授業(PIL)や問題解決型授業(PBL)といった世界標準の授業風景を見ていると、生徒の創意工夫を感じると共に、楽しそうに授業に参加していることが印象的でした。iPadの導入も、その1つです。中学入学時から全員が授業でiPadを活用しており、クラス紹介の動画作成や、個々の意見を電子黒板に写し、情報共有のツールとして利用されています。世界から必要とされる人材となるために「挑戦」「貢献」「想像」をスローガンとした、工学院の21世紀教育が始まっています。

 

【まとめ・総括】

工学院大学附属中学校では、2015年度から新しいコースがスタートしています。各コースで行われている教育はどれも魅力的であり、生徒たちは楽しみながら、日々の課題に取り組んでいます。今後、授業の様子やカリキュラムが外部に紹介される中で、さらに注目を集める学校になると思います。興味を持った方は是非学校見学に参加していただき、実際の雰囲気を感じてほしい学校です。

 

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