学校訪問記

目白研心中学校・高等学校

目白研心中学校・高等学校の学習塾対象説明会に参加しました。

 

 

【学校までの道のり】

最寄駅が3つあるため、どの方面からも通いやすい学校です。しかし、どの駅からも徒歩10分程度かかるため、説明会の際には迷ってしまう生徒が多いそうです。学校のHPを見ると、最寄駅から学校までの道のりが動画で紹介されているので、説明会の際には事前に見ておくことをお勧めします。

 

【説明会でのPRポイント】

2013年4月よりスタートした学習支援センターでは、3つのプログラムの下、生徒の学習を応援しています。「基礎力定着プログラム」では、毎朝確認テストを行い、不合格の生徒は放課後に再テストや指導を受けなくてはなりません。部活に参加するためなど、最近では9割を超す生徒が合格点を取っています。「ステップアッププログラム」では、豊富なプリント・映像授業を利用した受験指導を行います。指導員と共に放課後の授業計画を立て、計画に沿って学習を進めていくため、予備校に行かずとも大学受験に備えることが目的です。「クラブ後優先時間」とは、週4回以上クラブ活動をする生徒が、優先して勉強できるシステムです。クラブ活動終了後、中学生は19時まで。高校生は19時30分まで、宿題や翌日の確認テストに備えて学習します。全てのプログラムに共通するのは、学校内で学習を完結させるということであり、学校側の手厚い体制が窺い知れます。

 

 

【大学進学実績】

現校長が就任後に学校改革をスタートし、今年で4年目を迎えました。GMARCHや日東駒専、そのランクに位置する難関大学の合格実績は年を追うごとに増加しており、数年後には日東駒専レベルの合格者100名を達成すると力強く仰っていました。前述の「学習支援センター」がスタートした2013年からの結果が向上しており、来年以降も数値の上昇が期待できる学校です。
(2012年⇒2013年⇒2014年⇒2015年 と推移した数値を表記)

GMARCH 14名⇒12名⇒19名⇒36名
日東駒専 16名⇒40名⇒32名⇒53名
その他難関大 6名⇒16名⇒15名⇒29名(國學院大学・成蹊大学・芝浦工業大学など)

 

【入学試験】

中学入試に注目すると、2月1日(月)2日(火)の午後入試ですが、受験科目をいくつかのパターンから選択することができます。国語が得意な生徒は「国語・算数」か「国語・社会」。算数が得意な生徒は「算数・国語」か「算数・理科」が選択可能です。
入学後すぐに自分の将来を決めるコース選択を行うには、まだまだ知識や経験が足りません。そのため、中学2年までの時間は自己磨きの期間となります。部活動や自分のやりたいことを探すと同時に、英・数・国の授業は習熟度別で行われるので、得意科目をさらに伸ばすことができます。

 

【学校の特徴】

生徒の主体性を尊重した教育が、大きな特徴です。中学校からの一貫生は前述の通りコースがなく、中学3年生から各コースに分かれた学習が始まります。下にある写真は実際にコース選択の際に生徒に渡すもので、それぞれの特徴を理解したうえで、コースを選択します。それぞれの未来への道を決めるということで、航空チケットと似た形式が取られています。このコース選択ですが一貫生に限り、高校1年次に変更が可能です。キャリア教育や日々の生活の中で、希望の進路や興味が変わることは往々にして起こります。コース選択や学習支援センターなど、生徒の成長を応援してくれる学校だと感じました。

 

 

【まとめ・総括】

校長先生のお話の中で印象的だったのは「本校の生徒は自己肯定力が低い」という言葉でした。目白研心中学校・高等学校の偏差値は40~45程度であり、せっかく試験に合格した生徒でさえ「自分は勉強ができない」というレッテルを張ってしまいます。目白研心中学校・高等学校ではその様な生徒に対し、小さな成功体験を積み重ねることにより、自信を持ってもらう教育に取り組んでいるそうです。学校選びの基準として、偏差値を絶対のものと考えるのではなく、その学校をより深く知る必要があると感じました。