「立春」であるという心理的な補正が多少はかかっているにしても、今日はどことなく「春」を感じさせる優しい陽射しの一日でした。

 

暦の上では春が到来したものの、もちろん厳しい寒さはまだまだ続きます。

それでも冬至から春分の日までのほぼ中間地点となる今日の太陽の南中高度は、31.6度(冬至)からおよそ11.7度上がって43.3度となっています。

 

「冬来たりなば春遠からじ」 If winter comes , can spring be far behind?

やがて梅の花も香り、辛夷(こぶし)の花やハクモクレンの花が咲き、水仙や紫ダイコンも咲き競い、日一日と春の足音は大きくなっていきます。

花粉症の症状のきつい方には、決して明るい季節とは言い難い「春」ですが、厳しい冬を乗り越えた数多の生命の祝宴を共に楽しもうではありませんか。