~辛苦を分かち合い乗り越える~

今回の東日本大震災において、被害にあわれた方に心からお見舞い申しあげます。

また、親族や友人を亡くされた方には心中よりお悔やみ申し上げます。
時間がたつにつれ、「国難」と言っても差し支えないような被害の全貌が明らかになりつつあります。町全体が消失してしまったかのような被災現場である「原野」を見て、ただただ呆然とするしかありません。
「同じ日本人として自分に何ができるか。」これほど自分自身が「日本人」であることを明確に意識したことはありませんでした。昨日は家内とも「自分たちにできることをやろうね」と話しあいました。このような夫婦の会話は初めてのことです。

これだけの被災状況の中で、「略奪」もなく、整然と補給物資を待つ「同胞」を見ていると、なんとかしなければという強い想いと、「民族の理性あふれる行動」に誇りさえ感じている自分を発見していました。
世界が日本を注視しています。

「戦後復興」を見事に果たし、世界舞台に復活して世界の尊敬を集めたように、この第2の「国難」も乗り越えていこう。国民一人ひとりが「他者の辛苦」を同苦し、分かち合い克服していこう。そう強く意識した一日でした。
倒れても、大地にしっかり手をつき立ち上がろう。

ファインズグループとしても、少しでもお役にたてるように「義援活動」を始めていきます。
被災地のみなさん!どうか心を強く持って生き抜いてください。

(2011.3.14)