こんにちは
いつも週刊国分寺通信をお読みいただきありがとうございます。
さて、皆さまは「シンギュラリティ」という言葉をご存知でしょうか。
私たちの生活において今や欠かすことの出来ないインターネットというツール。近年の自然災害発生時には水、電気と並べてインターネットの復旧も大きなカギとなるほど、我々の日常生活においてインフラとして受け入れられています。
インターネットが普及し、「IT革命」などと叫ばれてからは久しく、既に多くの保護者様世代においてもネット環境を使いこなしていることでしょう。
新しい情報を得るのにはYahooやGoogleを始めとする検索エンジンを利用し、メールやLINEなどメッセージでのやり取り、またSNSで趣味やコミュニティを広げることも今や当たり前となりました。
しかし、これから先に訪れるのはその先。IT革命の次にやってくるのは「AI革命」です。
アメリカの科学者で人工知能研究の第一人者であるレイ・カーツワイルは2005年頃に次のように言います。
「2045年には、人工知能は地球上で最も賢く最も有能な生命体としての人間を上回るように発生する。」
人工知能が我々人間の知能を凌駕し、さらに倍々にその知能を増幅させ、もはや人間の知能ではその進化の段階を図ることすら不可能になる時代が来るということを予測したのです。このことを「シンギュラリティ(The
technical singularity)」、日本語では「技術的特異点」と呼びます。
さらに、世界でも大きく通信技術が発展してきたことにより、当初は2045年としていたこの特異点も2029年には第一段階として人間の知能と人工知能が同等の段階にまで到達すると予想されるようになりました。
より詳細な内容や、それらが私たちの生活にどのような影響を与えるのかということについてはここでは割愛を致しますが、もう間もなく、10年もしないうちに私たち人間の予想を超えるような社会が動き出すという可能性は非常に高いと考えられます。
では、そのような時代でこれから生きていく子どもたちは今、どのような力を身に付けていかなければならないのでしょうか。
私たちファインズでは「次世代ゼミ」をその名に冠して、こうした課題を乗り越えていく生徒たちの輩出に全力で取り組んでいます。
キーワードは「3つの『らしさ』」です。
ファインズが求めるAI時代を生き抜く「3つの『らしさ』」については引き続き次回以降のコラムで掲載致します。
※本記事は連載コラムとなっております。
ファインズ国分寺スクール
谷廣