「BATON CURRY(バトン・カレー)」をご存じでしょうか?
沖縄県那覇市出身のレトルトカレー研究家が食品ロスに関心を抱き、もったいない食材のカレー化でフードロスを解消するというミッションを掲げて2021年10月にMOTTAINAI BATON株式会社を設立し、世界の食品ロス問題の解決に挑んでいます。
そこで誕生したのが「BATON CURRY」です。
規格外ということで市場に出回らず廃棄されてしまう多くの食材を利用してレトルトカレーを作り販売しています。
現在までに30のアイテム(BATON CURRYとしては4種)を開発し、約10ヶ月でフードロス削減量500kg・累計販売数6000食を達成しています。
<BATON CURRY>
第1弾「日野市・三河屋のおからキーマカレー」
第2弾「国分寺市・鈴木農園のズッキーニカレー」
第3弾「国分寺市・中村園芸のじゃがいもカレー」
第4弾「静岡県御前崎市・後藤農園の510トマトビーフカレー」
第4弾までに国分寺市の農家が2件含まれているのが興味を引きます。
分かりやすいコンセプトが、レトルトカレーの箱裏にイラストで紹介されていたので、今回はそれをお伝えしようと思います。
第3弾「国分寺市・中村園芸のじゃがいもカレー」のパッケージです。
中村園芸さんの4種のじゃがいも(きたあかり・べにあかり・北海こがね・メークイン)をふんだんに使った中辛のキーマカレーです。
箱裏にコンセプトイラストが描かれています。
1.太陽の元、すくすく育った野菜たち
愛情こめて精一杯育てた野菜たち…食べれるし美味しいんだけどなぁ
2.いっぱい作っているけれど、100kg分のじゃがいもは規格外野菜ということで捨てられている。
不揃い・規格外 食べてほしい~捨てないで~
3.「食べたい!」という人がいる中で捨てられている。
4.カレーの鍋に入ってごらん。 —え? いいの?
5.カレーの鍋だ~!入るぞ~!
6.レトルトカレー完成
7.みんなの防災備蓄品になるぞ!
ローリングストックの仲間入り!! 地域の防災倉庫←ここにも入るぞ
食べてくれるかなぁ ドキドキ
8.恐怖の賞味期限間近 やっぱり捨てられちゃうの?
9.賞味期限間近レトルトカレー 支援団体に寄付(子ども食堂・NPOなど)
10.え?食べてくれるの??
11.残さず食べてくれてありがとう!!100kg分のじゃがいもが救われました!
12.みんなにうれしい循環のはじまり