2023年12月3日(日) 秩父夜祭 本宮

12月3日が日曜日と重なるのは6年ぶり。ちなみに、次回は5年後の2028年です。

ブログで紹介した流れで、折角だからと秩父へプチ旅行しました。

①西武秩父到着

西武秩父駅は温泉施設も併設しています。

駅前のロータリーには出店の屋台がひしめき、観光客や地元の方々で行列ができていました。

西武秩父駅

②広い路地にはどこもかしこも出店の屋台が並んでいます。

今はやりの「10円パン」の屋台や、すっかり定着した感のある「はしまき」「トルネードポテト」に「電球ジュース」「ちゅーちゅープリン」といった珍しい屋台、定番の「たこ焼き」「イカ焼き」「お好み焼き」「りんご飴」「バナナチョコ」「焼きそば」「クレープ」「じゃがバター」等に混じって、地元らしい「みそポテト」「アユの塩焼き」「おやき」「すいとん」等の出店が所狭しと並んでいます。

出店の屋台

③秩父の街並み

屋台(秩父夜祭では山車を屋台と呼びます)を曳き回す秩父の街並みには、昭和や大正の面影を残す建物が、まだ多く残されています。

時代を感じさせる建物

 

 

 

 

 

 

 

 

④秩父夜祭 御旅所

武甲山の男神・龍神様と秩父神社の女神・妙見様が年に一度の逢瀬をはたす御旅所前の広場には、夕刻以降順次6基の屋台(山車や笠鉾)が集合します。

御旅所

⑤秩父神社

「あの日見た花の名前をぼくたちはまだ知らない」や「心が叫びたがっているんだ」の舞台となった秩父の中心ともいえる「秩父神社」

秩父神社

 

⑥冬の花火

19:30から始まった花火大会。

冬の凍てつく夜空に、まるで願い事のようにゆっくりと上昇していく光の尾がふっと消えると、直後に色とりどりの大輪の花が咲き乱れます。仰ぎ見るような角度で間近に見る打ち上げ花火は、決して平板な光の広がりではなく、球形に拡大し空間を創出していきます。光を追いかけて届く爆発音は、耳だけでなく「ドンッ!」と全身を打ちます。

冬の花火

 

花火大会が始まってすぐ、「秩父入りしました」と連絡をくれたのは、今は日体大柏高校で教鞭をとる古い仲間でした。記憶のページをめくってみても数年ぶり(十年以上?)の再会です。にもかかわらずまるで昨日別れたばかりのように当たり前の顔をして会うことが、何だかとても楽しい体験でした。

文責:石井