平安遷都1200年の記念事業に合わせる形で1993年に始まったJR東海の「そうだ 京都、行こう」キャンペーン。開催当初、「KYOTO・CLUB」の会員募集があり、応募当選したぼくはおしゃれな会員証をゲットして、「KYOTO・CLUB」が解散するまでの10年間、折をみては京都に足しげく通いました。
KYOTO・CLUB会員証
その後、まとまった休みには繰り返し沖縄を訪れるようになったため、すっかり京都を訪れる機会もなくなってしまったのでした。
先日、十数年ぶりに、ふと「そうだ 京都、行こう」と思い立って、突撃日帰り京都旅行を敢行したので、その旅行記をしたためてみたいと思います。長くなるので、数回に分けて報告することになりそうです。
強行軍ではありますが、早朝の新幹線で京都入りして深夜に帰宅すれば、半日は京都に滞在できる計算になります。
思い切って早起きして東京駅を目指すと7:30発博多行の「のぞみ」に間に合って、いざ出発。不足した睡眠時間のつじつま合わせに新幹線で仮眠をとろうと考えていたものの、久しぶりの遠出でテンションが上がっているうえに、寝過ごして大阪、神戸、下手をすれば博多まで乗り越してしまうという不安もあって、とうとう睡魔に襲われることなく、予定通り9:44に京都入りを果たしました。
十数年ぶりに訪れた京都の駅がすっかり様変わりしていることに、まず驚かされます。
久しぶりの京都タワーに挨拶をして、折角だからと駅ビルの屋上、大空広場の「葉っぴいてらす」に上がってみることにしました。延々と続く階段を横目にエスカレーターを何本も乗り継いで最上階へ。
下りは敢えて階段を利用して数えてみたところ、なんと171段もありました。
ようやく京都駅にたどり着いたところで、第1回目の報告は終了です。先が長い……。
文責:石井