【コラム②】【コラム③】に引き続き、卒業生たちの言葉をお届けします。
「手抜きだ」と、がっかりしないでくださいね。
それぞれの心に刻んだ大切な言葉。その言葉を教えてくれた人の面影。その言葉と出会った時の感動。それらが、一人ひとりの思いと共に綴られています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
「Quality is not an act, It’s a habit.」 Z・B
成績を上げたいとき、部活動で実績を残したいとき、何か新しいことに挑戦したいとき、目標に向かって努力することが全く当たり前になるほどの熱意が必要だということなんだ。だから、頑張れ受験生! しかし、健康には気をつけろ。
「周りの人と比べてどうかなんて」 Y・S
テストが終わる。すると結果を示す数値が出る。そして優劣ができる。この人には、何点勝った。この人には、何点負けた。そんなことが重要なのではない。自分のベストを尽くせたのか。悔いなく終われたのか。それが大切なのではないかと私は思う。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」 H・K
どんなに辛いことがあっても神が与えるものは乗り越えられることだから、何事も妥協せずに全力で生きる。私がいつも心においている言葉です。
「ダメそう?」 S・K
人は本当に辛いとき、「辛い」と言えない人の方が多い。「大丈夫?」と聞いても、大半の人が「大丈夫。」と答えてしまう。相手を気遣ってしまい、心配させないために。だから、私は「ダメそう?」と聞く。この言葉に「うん。」と短く答えるだけで、本当に辛いとき、その辛さを共有することができるからだ。
「『失敗』と書いて『成長』と読む」 E・O
失敗したことのない人間はいない。失敗したからこそ、その経験を糧にして成長することができるのだ。成功ばかりしている人間はつまらない。自分を成長させてくれるものは、『失敗』だけだと思う。
「苦しみのない栄光などない」 T・W
自分の夢を実現させるには、苦しみを伴うような努力が不可欠であるということ。また、楽して成功を手に入れられるほど人生は甘くないということ。
「禍福はあざなえる縄のごとし」 T・N
この言葉は、禍と幸福は人生の中に縄のように交ざり合っているということだが、実際人生はそうなってしまう。だからこそ、有頂天の時もおごらず、低迷しているときも前向きに生きることができる。
「努力するものは希望を語り、努力しないものは不満を語る」 M・S
この言葉は中学校の校長先生が言っていた言葉で、聞いたときにとても良い言葉だなと思った。努力する人は希望に満ち溢れているが、努力しない人は不満や文句ばかりを口にする。私もたくさん努力をして、希望を語ることのできる人になりたい。
「ぼくらの物語」 C・S
「もしもこの世界が誰かのためで、ぼくは単なるエキストラなら」という歌詞があります。誰でも、何のために生きているんだろうと、考えたことがあるはず。だけど、自分の人生の主人公は自分。やっぱりキラキラした物語にしたいよね。
「For all that has been “Thanks” To all that shall be “Yes!”」 A・E
自分の身に起きた、全てのことに感謝しよう。今の私が存在するために、全ては必要なことだったのだから。これから自分の身に起きる、全てのことを受け入れよう。私の人生に無駄なことなど、何ひとつないのだから。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
一人ひとりの言葉は拙くても、こうして集めると伝わるものがありますね。
それぞれの言葉の裏にある「背景」や「思い」が言葉の力を何倍も大きくしていきます。
言葉との出会いは、また、人との出会いでもあります。
素敵な言葉との、そして大切な人との出会いは、間違いなく人生を豊かに彩ってくれます。
みなさんの「明日」が、たくさんの「言葉」や「人」との出会いに満ちていて、豊かで、素敵な日々になることを心から祈っています。
文責:石井