~「自調自学」のファインズ6期生 東大に5名合格!~

「高大接続改革」が目指すものは何でしょうか?
この問に答えるためには、従来の大学入試の問題点に触れないわけにはいきません。
現在の大学入試制度は、「効率性」に重点をおいています。その結果、「穴埋め」「短答式」
「選択式」の問題が多くなり、必然的に高校での学習も「暗記記憶型」に重点を置いて勉強することになります。
つまり、「穴埋め」「短答式」「選択式」大学入試に対応するため、高校での教育が最適化されてきたのです。
「選択肢の中に必ず答えがある」「そもそも選択肢は与えられるもの」「一問一答」「問題が解けるかどうかは知識次第」「思考力よりも記憶力・暗記力が大事」「難しい問題は後回しにした方が有利」「表現力は問われない」等々。
このような学習は、大学合格と同時に忘れても構わない知識の習得を必死になって身につけないと合格はしない、という矛盾したものだったのです。
問題傾向が、「穴埋め」「短答式」「選択式」であるということは、評価方法は「単一の評価軸」にならざるを得ません。
文科省は、評価方法も「多様なもの」に変えていく、と言っています。
今回の改革は、この「効率化」「暗記型」「単一な評価軸」にメスを入れようというものなのです。
文科省は、「調べて、考えて、書く」ことができる大学生を社会に送り出すため、前述したように2020年センター入試を廃止し、「新テスト」を実施すると言っています。
ファインズでは創設以来「自主自立、自己実現、自発能動、自調自学」という「四自の教育」を理念に掲げ指導してきました。世の中の思考がやっとファインズに追い付いてきたと考えています。 その先進的な教育の成果が今春でました。
ファインズ6期生から東大合格者が5名も出たのです。わずか200名ほどの小さな塾から東大以外にも早稲田、慶応を初めとする有名国公私立大学に数多く合格者を出しています。
これまでも、そして、これからも。ファインズの先進的な取り組みは変わりません。
つづく (2015.6.12)