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10 05, 2022

【アーカイブ⑥】涙の数だけ強くなれるよ

By |2022-05-10T14:34:56+09:002022年05月10日|Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【アーカイブ⑥】涙の数だけ強くなれるよ

世の中には涙の枯れ果ててしまった人もいて、それは紛(まぎ)れもなく不幸な人だろうけれど、涙を道具にして世の中を渡っていく術(すべ)を身に付けてしまった人はもっと不幸だ、と思うのです。涙は、枯れても、温度を失ってもいけないのです。 少年時代、人前ではおよそ泣いたことのないぼくでした。隠れて泣くことすら数えるほどで、それも悲しさや苦しさの表現では決してなく、敢(あ)えて言うなら自分自身の不甲斐(ふがい)なさや悔しさに対する激しい憤(いきどお)りの思い余っての露出だったように思えるのです。 泣くことも、そして怒ることも下手な人間が上手に笑えるものか・・・という気がしないでもありませんが、少年時代のぼくはいつも仲間たちの真ん中で無邪気に笑い転げていました。家庭に、敢えて居場所を作らなかったぼくを支えた「仲間」という存在が、辛うじてぼくの笑顔を保障してくれたという訳です。 今では自分自身の不甲斐なさや悔しさに涙することもほとんどといっていいほどなくなりました。まさかその代償というわけでもないのでしょうが、多少とも人生の機微(きび)を知り、心に複雑な襞(ひだ)が刻まれるに従って、呆気(あっけ)なく涙が頬を伝う瞬間というものが増えたような気がします。ただし、涙が頬を伝うのは、相変わらず悲しさや苦しさの表現では決してありません。敢えて共通点を探すなら、人の心の温かさに触れたとき、健気(けなげ)な生き方に共感したとき・・・といえるでしょうか。他人の人生とそんな風に接点を持ったときばかりではありません。小説を読んでは涙し、映画を観ては涙し、果てはコミックを読んでも涙し…。仮にそれを「泣く」と表現するなら、ぼくは泣き虫になったとさえ言えるほどです。 「涙の数だけ強くなれるよ♪」という歌がありました。ある意味でそれは正しい、とぼくも思うのですが、人は流した涙の分だけ弱くもズルくもなれるのです。だとすれば、その分岐点は一体どこにあるのでしょうか。それは説明に窮する難題ですが、恐らくは涙の色や味や温度(五感で感じるものではなく、心で感じる類(たぐい)のものです)に関係があるのではないかと思うのです。泣いた後を見れば一目瞭然です。ドロドロのぬかるみができて身動きもママならない心を持て余すのか、それとも雨上がりの雲の切れ間のように心に陽が射して、まだ時折滴(したた)る滴の一粒一粒がその光を宿して煌(きらめ)くのか。 もちろん、どんな時だって笑顔でいられたら、それはとても素敵なことです。けれども、これまでの経験と照らし合わせてみても、実際のところなかなかそう思うようにいかず、ぼくらから笑顔を奪うような出来事は本当に後を絶ちません。もちろん、人生笑ってばかりはいられないということはわかっているつもりです。それでもなお、笑顔を絶やさずに生きることの大切さを忘れないでいたいのです。 涙を流すなとか、涙なんていらないというのではありません。時には涙を流すことがあってもいいのです。涙の中から昨日までよりほんの少し輝く笑顔が生まれてくるのだということを、ぼくは信じています。そうでなかったら涙を流す意味がないではありませんか。 君が笑顔を忘れそうになったその時は、どうか思い出してほしいのです。君の周りには、君が一日も早く笑顔を思い出せるように願っている人が、きっと少なからずいるのだということを。もちろん、ぼくもその一人です。 いつも「笑顔」と「元気」を忘れずにいられたら合格。何より君には笑顔が一番似合っている、とぼくは勝手に思い込んでいるのです。 文責:石井

9 05, 2022

【アーカイブ⑤】距離感と凸レンズの話

By |2022-05-09T18:42:42+09:002022年05月09日|Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【アーカイブ⑤】距離感と凸レンズの話

凸レンズの仕組みを覚えているでしょうか。 と言っても物理学の話をしようというのではありません。寓話には違いないものの、人と人との「距離」を考えたとき、ふと凸レンズの仕組みとの相似に思い至ったのです。 ご存じの通り、凸レンズは対象から発せられた光を集めて像を結びます。対象がまだ遙かに遠いとき、像はあるかなしかの微少な存在であり、そこから焦点距離に至るまで、対象との距離が近付けば近付くほど実像はその存在をはっきりと示すように大きくなっていくのです。 その間、焦点距離のちょうど二倍の距離にあるとき、像は対象の姿形を等身大で伝えます。もちろん、心の焦点距離が人それぞれである以上、この距離も十人十色となります。そして、そこから焦点距離までの間、像は実物以上に巨大化していき、やがて焦点距離に至って像は無限大となり消滅するのです。「近過ぎて見えないものがある」ということを、誰しもが経験的に知っているはずです。 と、ここまでで終わらないのが凸レンズの話。焦点距離の一歩内側では、対象は光を集めることをやめ、代わりに心のスクリーンの外に果てしなく大きな虚像を結びます。「あばたもえくぼ」、対象に対する願望や思い込みが時として幻影を創り出し、冷静な判断力を失えば、その幻影に惑わされたまま、ぼくらはある日突然裏切られ切り捨てられてしまいます。けれども、その虚像も、そこからさらに、互いの距離が接近すればするだけ、等身大の存在となるべく限りなく収斂(しゅうれん)されていくのです。 人間関係においても、その距離感が、対象の存在を時に小さく、また時には必要以上に大きく見せたりします。しかもそれらは実像であったり虚像であったりして、ぼくらを果てしなく翻弄(ほんろう)します。対人関係において適度な距離感(焦点距離の二倍)が必要なことは、これもまた経験的にぼくらの知るところですね。 さて、もちろんのこと、ここで問題となるのが、自身の心のスクリーンの奥行きが、果たしてどの程度のものかということと、心のレンズの焦点距離がどの辺りにあるのかということですが、その前に心のレンズのゆがみや曇(くも)りに対する日頃のメンテナンスを抜かりなく実践しなければならいないことは言うまでもありません。 その上で、知人・友人のそれぞれと、どの位の「距離感」で付き合っていくのかということが決定されるのです。凸レンズのお話でした(チャンチャン)。

28 04, 2022

【アーカイブ④】ぼくらの時代

By |2022-04-28T14:56:33+09:002022年04月28日|Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【アーカイブ④】ぼくらの時代

『まだだ。まだぼくは若い。まだ走りつづける。できればこのまま老いぼれて倒れて死ぬまで、どこまでも、どこまでも。 いつまでも一緒にいよう---その夢は消えたけれども、そのかわり、ぼくも走る。信もヤスも、走っていれば、いつかきっとどこかで会えるにちがいない。』 『いつも、明日会うつもりで別れ、昨日別れたばかりのように会えたら最高だね。』 (栗本薫 『ぼくらの世界』あとがき) 久しぶりの休みだというのに、ここのところ働き詰めだった反動か、ドッと疲れが出て昼過ぎまで寝込んでしまいました。それで、少しは外の空気にでも触れようと、午後の街にブラブラと出かけてきたのです。古本屋で気に入った本を三冊買って、そんな些細(ささい)なことですっかり元気を取り戻して、それから馴染(なじ)みの喫茶店でユラユラと香り立つブラック珈琲を飲みました。そういえばいつ頃から砂糖の入らない苦い珈琲を飲むようになったのでしょう。まぁ、それも考えてみれば大したことではありませんね。言い訳がましく一言添えておくなら、それは何も健康を考えてのことではないのは確かです。 『ぼくらの時代』といえば栗本薫の江戸川乱歩賞受賞作品のタイトルですが、その小説の内容とは無関係に『ぼくらの時代』というその言葉が、ぼくの中にずっと居座って、いつの間にかぼく自身にとってもキーワードのようなものになってしまいました。 ところで、『ぼくらの時代』といったら一体いつ頃を指すのでしょう。大体、『ぼくら』の『ら』にしてからがあやふやで、ぼくを取り巻く様々な人間関係の一体どれを指して『ら』なのかってことがいきなり問題となるわけです。あるいはこれから訪れる季節こそが『ぼくらの時代』と呼ぶにふさわしいものであるかもしれないし……と、それでは後が続かないので、取り敢えず通り過ぎたいくつかの季節を振り返ってみることにしましょう。 通り過ぎ、失うということを、ぼくが初めて恐れた時代は間違いなく中学時代です。それはぼくの時間的視野が、過去や未来に渡って広がったことの必然だったのでしょうが、その季節を彩るステキな仲間たち(先生も生徒も含めて)の存在に因るところが大きかったことは疑いありません。「教師」になろうと決心したのは、そんな風にどうしようもなく通り過ぎていく季節の輝きの代償として、次の時代を生きる若い『ぼくら』の夢の片棒を担ごうという思いつきのせいだったのです。そして、そんな夢の通りに歩き始めたぼくを訪れた新しい季節……「高校時代」「学生時代」と、ぼく自身にとっての『ぼくらの時代』も色を変え形を変え、その時々にステキな仲間たちと出会いながら続いてきたのです。もちろん、それは「今この瞬間」にも確かに続いています。だから、中学時代に漠然と感じた哀しみや不安は幻だったと言い切るだけの自信が今はあります。 大切なことは、どの時代においても、生き生きと輝けること。それぞれの季節を、肩を並べて歩くステキな仲間たちを手に入れること。訪れるどんな季節であっても、『ぼくらの時代』と胸を張って言えるということ。今なら、そんな風に思えるぼくです。 --- ここでかつての教え子二人の作文を紹介します。 --- ......

26 04, 2022

【コラム⑮】face up to~

By |2022-04-26T14:15:28+09:002022年04月26日|Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【コラム⑮】face up to~

「うつむいていた顔を上げてみましょう。」 前回のコラムのまとめに書いた一文です。 書きながら、ふと思い出したエピソードがあったので、以前どこかで紹介したかもしれませんが、今回はそのエピソードを紹介します。 もう随分と昔の話ですが、中学受験で桜蔭中学に進学した、かつての教え子からもらった手紙にこんなメッセージが書かれていました。 「先生からの手紙は、いつも私を face up させてくれるだけでなく、face up to ......

18 04, 2022

2022年度第1回 英検対策オンライン講座

By |2022-04-18T20:48:22+09:002022年04月18日|Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 2022年度第1回 英検対策オンライン講座

英検の対策が自宅でも徹底的にできます。   ファインズ英検対策オンライン講座   Zoomを使って自宅でファインズの授業を受けられます。 英検の合格に必要な学習方法に【3つのテクニック】があります。 ①語彙力強化に必要なこと…  ②頻出文法に関すること…  ③点数配分に関すること… 市販の過去問題集をやるだけでも合格の可能性は50%です。プロの英検対策を受けることで、その可能性をグッと上げましょう!   準2級~4級まで各級7名までとなっております。 ......

15 04, 2022

【高校入試報告会】

By |2022-04-19T15:00:13+09:002022年04月15日|Uncategorized, 柿生ニュース, 柿生ブログ|Comments Off on 【高校入試報告会】

先日、快晴の天候の中高校入報告会を実施しました。 今年の県立入試の傾向分析に加え、卒業生を迎えて実際の受験の経験談を話してもらう企画が好評で、新中3生や新中2生も参加して興味深く先輩話を聞いていました。

6 04, 2022

国立の桜

By |2022-04-06T22:11:20+09:002022年04月06日|Uncategorized, 国立ブログ|Comments Off on 国立の桜

少し間が空いてしまいました。 申し訳ございません。 4月3日で無事春期講習会も終わり、昨日(4月5日)から通常授業が始まりました。 とりあえず、撮りためた国立の桜🌸の画像をご覧ください。 腕は期待しないでくださいね! まずは、旧駅舎を臨む写真から・・・  3月26日  3月27日  3月31日  4月1日 ......

19 02, 2022

【英数講座】第1回を実施しました

By |2022-02-19T16:31:28+09:002022年02月19日|Uncategorized, 柿生ブログ|Comments Off on 【英数講座】第1回を実施しました

中学入試も終了して2週間ですが、早くも中学進学準備講座として英数講座を実施しました。 参加した生徒は、初めての正負の数の考え方や、英語のスペルを一生懸命に覚えていました。

4 02, 2022

【暦の話⑰】「君がため春の野に出でて若菜摘む……」

By |2022-02-04T17:44:54+09:002022年02月04日|Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【暦の話⑰】「君がため春の野に出でて若菜摘む……」

「立春」であるという心理的な補正が多少はかかっているにしても、今日はどことなく「春」を感じさせる優しい陽射しの一日でした。   暦の上では春が到来したものの、もちろん厳しい寒さはまだまだ続きます。 それでも冬至から春分の日までのほぼ中間地点となる今日の太陽の南中高度は、31.6度(冬至)からおよそ11.7度上がって43.3度となっています。   「冬来たりなば春遠からじ」 If winter comes , can ......

1 12, 2021

国立スクール 12月の予定

By |2021-12-02T18:47:59+09:002021年12月01日|Uncategorized, 国立ニュース|Comments Off on 国立スクール 12月の予定

ファインズ国立スクールの12月の予定です。~12月上旬 中3保護者面談 12/1(水)~3(金) そろばん休講 12/3(金) 英検締切 12/4(土) 中3必勝講座(国立) 12/5(日) 中3Vもぎ・Wもぎ 12//6(月) 中1~中3 学力判定テスト 12/6(月)~12/25(土) 中1・中2保護者面談 12/11(土) 中3必勝講座(国立) 12/12(日) 中3Vもぎ 12/14(火)~17(金) そろばん検定 12/17(金) 漢検締切 12/18(土) 小FYコース 月例テスト、中3必勝講座(国分寺) 12/19(日) 中3Vもぎ・Wもぎ 12/24(金) 通常授業終了 12/25(土) 休講 12/26(日)~12/29(水) 冬期講習会Ⅰ 12/30(木)~1/3(月) 休校 12/31(金)・1/2(日)・3(月) 正月特訓(国分寺) 1/4(火)~7(金) 冬期講習会Ⅱ 1/8(土) 休校 1/9(日) 中3Vもぎ 1/10(月・祝) 休校 1/11(火) 通常授業再開

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