国分寺ブログ2021-05-24T15:24:53+09:00

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1507, 2022

【アーカイブ⑬】夏の思い出

By |2022年07月15日|Categories: Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【アーカイブ⑬】夏の思い出

夏が訪れるたびに思い出す風景があります。 空の一番高いところでギラッと光る入道雲。 暑さにたまりかねて飛び込んだ淵の不思議な青さ。 夕立ちにたたかれてずぶ濡れになったあとで嗅いだ草と土の匂い。 木漏れ日が友達の顔に縞模様をつくった薄暗い森の深さ。 気が遠くなるほどの蝉時雨。 半ズボン・ランニングシャツ・かさぶたの痕(あと)…。 麦わら帽子・虫捕り網・カブトムシ・クワガタ…。 ラジオ体操の朝・そのテーマソング…。 西瓜・冷やしそうめん・アイスキャンディ…。 ......

707, 2022

【アーカイブ⑫】星に願いを

By |2022年07月07日|Categories: 国分寺ブログ|Comments Off on 【アーカイブ⑫】星に願いを

星界を統治する天帝の娘である織女(しょくじょ=こと座のベガ)は、天の川のほとりに住む機織(はたおり)の上手な働き者の娘でした。織女の織り上げる布は大変上等で、光の加減によって五色(ごしき)に輝いたそうです。 お化粧もせず着飾ることもしないで仕事に精を出す娘を心配した天帝は、天の川の対岸に住む、やはり働き者の牽牛(けんぎゅう=わし座のアルタイル)を娘婿(むすめむこ)として認め、二人を結婚させます。めでたく夫婦となった牽牛と織女でしたが、夫婦生活が楽しいあまり、次第に織女は機を織らなくなり、牽牛は牛を追わなくなっていきます。そのため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離し、真面目に仕事に精を出すのであれば年に一度、七夕の夜に二人が会うことを許したのです。 天の川には渡しの舟(上弦の月)があるものの、雨で増水でもすれば運休となってしまい、折角の夜に二人は会うことがかないません。そんなとき、どこからかともなく無数のカササギがやってきて、折り重なるように翼を広げて天の川に橋をかけてくれるのでした。 以上が中国における「七夕」の伝説です。 古代中国には重日(ちょうじつ)思想なるものがあって、月数と日付が重なる日(例えば1月1日、2月2日等)を特別なものと考えました。また奇数を陽の数、偶数を陰の数として、特に陽の数の重なる日(例えば3月3日、5月5日等)には、それぞれの季節にちなんだ節句を行ったのです。7月7日の七夕ももちろんその節句のひとつです。9月9日を「重陽の節句」と呼ぶのは、一桁の(けた)の奇数で最も大きい<9>を陽数の代表と考えたからでしょう。 さて、七夕の夜とはいっても、例年であれば日本列島は梅雨の真っ最中で、7月7日の重日にこだわるのであれば、統計的にみて4年に一度しか星空を眺めることができないのだそうです。牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)の一年一度の逢瀬(おうせ)がそれではあまりにもむごい気がします。 旧暦の7月は秋の初めであり、ゆえに「七夕」「天の川」といったこの日にちなんだ言葉は秋の季語となるわけですが、そうであれば東北三大祭りのひとつ仙台の七夕祭りのように、すっかり梅雨も明けた8月7日の「立秋」を待っての星祭りの方が理にかなっています。 折角なので、日本における<伝統的>な七夕の行事が正確にどのタイミングで行われていたのかを整理しておくことにしましょう。 24節気の中の14番目にあたる処暑(しょしょ=新暦8月23日頃)よりも前で、処暑に最も近い朔(さく=新月)の日を基準にし、その日から数えて7日目を「七夕」の日と位置付けたのだそうです。ですから七夕の夜には必ず天の川の渡し舟となる上弦の月(7番目の月)がかかっているのです。 織女の織り上げる五色の布にちなんで、五色の短冊に願い事を書いて笹の葉に飾るこの七夕。晴れた日であれば天頂を通過する牽牛と織女の姿が眺められます。わし座のアルタイルと琴座のベガ、それに白鳥座のデネブを加えれば夏の大三角の完成です。北十字とも呼ばれる白鳥は、本来であれば天の川の上空を雄々しく羽ばたいてゆくのですが、残念ながら天気の良い日であっても東京ではその天の川を望むことはかないません。確かにそこにあるはずのものが見えないというのは、もどかしいものです。 ......

107, 2022

【満員御礼】7月ワクワク体験教室は締め切りました。

By |2022年07月01日|Categories: 国分寺ニュース, 国分寺ブログ|Comments Off on 【満員御礼】7月ワクワク体験教室は締め切りました。

7月の「ワクワク体験教室」 予定していた人数の上限に達しましたので、7月7日をもってワクワク体験教室の申込みを締め切りました。 早速参加申し込みくださった皆様、有難うございました。  秋以降は受験指導が本格化しますので、現時点では「ワクワク体験教室」の開催は予定しておりませんが、教室の空き具合とスタッフのスケジュール次第で、臨時の「ワクワク体験教室」を開催する可能性もあります。開催が決定いたしましたら、HPのブログおよびニュースでお知らせいたします。  宜しくお願いいたします。

2406, 2022

【イベント情報】7月「夏季公開テスト」「夏の早得キャンペーン〆切」

By |2022年06月24日|Categories: 国分寺ニュース, 国分寺ブログ|Tags: , , |Comments Off on 【イベント情報】7月「夏季公開テスト」「夏の早得キャンペーン〆切」

夏休みは「目標」を持って勉強しよう。 準備は7月にするのがポイント!   7月のイベントの申込はこちらから お問い合わせフォーム(24時間受付) : https://fines-group.com/contact/ お電話での問い合わせ(13:30~19:00受付) : 042-320-2120   【7月イベント情報】 7月2日(土) 2022年度第1回 漢検 検定日 ......

2306, 2022

【アーカイブ⑪】沖縄慰霊の日に寄せて

By |2022年06月23日|Categories: Uncategorized, 国分寺ブログ|Comments Off on 【アーカイブ⑪】沖縄慰霊の日に寄せて

この季節になると思い出すことがあります。 それは二度目に沖縄を訪れたときのことです。 はたしてぼくにそんな資格があるのかどうかという大きな不安を抱えたまま、かつて「ひめゆり学園(沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校)」のあった安里(あさと)地区を基点に、レンタカー(とてもじゃないけれど歩いて回る勇気は持てませんでした)で1945年の<ひめゆり>の少女たちの足跡を追った日のことです。 まるで散る以外に明日を持たなかったような少女たち。その面影を、たとえわずかなイメージであったとしても、ぼくは胸に刻んでおきたいと考えたのです。沖縄への憧れを意識した日から十四年かかってようやく沖縄にたどり着き、こうして繰り返し沖縄を訪れる以上、そこを避けて通ることは、どうしてもぼくの中で許されないことだったのです。 沖縄には対外的に、大きく分けて三つの顔があります。琉球王国においてひとつの頂点に達し、以来脈々と受け継がれてきた「歴史・文化」的な側面。世界でも有数のリゾート地に数えられる美しい「自然」。そして、否応なく刻まれてしまった「戦争」の傷跡。そこに、それらを一見超越しているようで、実のところ完全に切り離されることはない微妙な距離感を保って人々の「日常」が横たわっています。 二度目の訪沖の目線の高さを「戦跡」としての側面に合わせることに決めたのはいいけれど、沖縄の戦跡といっても、それこそ足を下ろす場所にさえ困るほど無数にあります。まずは<ひめゆり>から始めようと考えたのは、訪沖に先立つ5月に、仲宗根政善の手になる「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」を手に入れたことがきっかけでした。その一冊を繰り返し読んで、ガイドブック代わりに持ち歩いたぼくでした。 1945年3月24日。 「ひめゆり」最後の物語は、この日から始まります。 詳しい記録はさまざまな関係書に委ねるとして、その足跡のおおよそは以下の通りです。 米軍の沖縄上陸作戦に先駆けて慶良間(けらま)攻略と同時に始まった本島への艦砲射撃が、少女たちの運命を後戻りのできない地獄へと導いていきます。 ......

1706, 2022

6月ワクワク体験教室「-70℃の世界」

By |2022年06月17日|Categories: 国分寺ニュース, 国分寺ブログ|Comments Off on 6月ワクワク体験教室「-70℃の世界」

6月の「わくわく体験教室」  物質の状態変化(個体⇔液体⇔気体)・ドライアイスの性質に学習したあと その性質を利用した楽しい実験を行います。 ①ドライアイスロケットを打ち上げよう! ②ドライアイスでエアホッケーをしよう! ③ドライアイス+アルコール(寒剤)=―70℃の世界(おまけのアイスキャンディを作ります。)   ■ 6月25日(土) 14:00~15:00   ■ 次世代ゼミ ファインズ国分寺スクール   ■ 対象学年  小学1年生~小学6年生(定員 先着10名) ......

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