国分寺ブログ2021-05-24T15:38:56+09:00

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2010, 2022

【コラム㉘】オリオン座流星群

By |2022年10月20日|Categories: 国分寺ブログ|0 Comments

夜空の星々も、ゆっくりと季節の移り変わりを教えてくれます。 秋の星座から冬の星座へ。 見どころの多い冬の星座ですが、代表格が「オリオン座」であることに異論のある人は少ないでしょう。 「リゲル」と「ベテルギウス」という2つの1等星を持ち、「ミンタカ」「アルニラム」「アルニタク」という三連星が特徴的な「オリオン座」は、冬に限らず全天に「88個」ある星座の代表と言えます。 さて、10月21日(金)深夜にオリオン座流星群の活動が極大となります(正確には10月22日午前3時)。 オリオン座流星群の母天体はハレー彗星で、1986年2月に彗星が回帰した際の軌道上のチリが毎年5月(みずがめ座流星群)と10月に地球に降り注ぐのです。ハレー彗星の周期はおよそ75年。次に彗星が回帰して地球に近づくのは36年後の2061年です。 出現数は1時間に20個程度と予想されていて、3分に1個の流れ星が降る計算ですが、夜間でも照明の多い都市部では夜空の明るさのために小さな流れ星は視認できず半減します。 天気が良ければ、夜空を見上げてみてください。 タイミングよく、夜空を駆ける流星を見つけることが出来るかもしれません。 文責:石井

710, 2022

10月の柿生スクール

By |2022年10月07日|Categories: 柿生ブログ|0 Comments

今月に入り、期末テストの結果も出て、中学校では三者面談も始まりました。いよいよ受験に向けての準備が始まりました。そんな今月は、8日(土)に英検、29日(土)があります。中学3年生にとっては、3級以上の資格があれば、併願受験校の受験に有利になるためしっかり合格を勝ち取らなければいけない大事な検定です、頑張って合格してくれることを祈ります。小学校6年生の受験クラスは、いいよ模擬試験を受験したり過去問を解いたりして、弱点を補強しつつ学力を磨く時期に入りました。暑さも落ち着いて、学習に適した季節になりましたから、受験生以外の生徒も、しっかり勉強して学力を伸ばす機会できるよう頑張りましょう。

710, 2022

【アーカイブ⑲】幸せを感じる瞬間

By |2022年10月07日|Categories: 国分寺ブログ|0 Comments

たとえばぼくの、一年中で最も好きな季節、5月。 一晩降り続いた雨が名残りなく上がった5月の朝の訪れは、それだけでぼくを幸せにしてくれます。太陽と水から生まれた美しい空の【青】、若葉の透き通るような【緑】。光と陰に縁取られた、ひんやりと湿った新鮮な空気の匂い。 そんな日はお気に入りの半袖を着て街に出ます。ぶらっと立ち寄った馴染(なじ)みの喫茶店で、一足早いアイスコーヒーを注文して、目の裏の痛くなるような表通りの明るさに、ときめく心を押し隠すように、水色のストローでグラスの中の氷をもてあそんだりします。ひんやりと薄暗い店内には珈琲の香り。そして、ぼくはポケットにしのばせておいた、さんざん読み古した藤村の『千曲川のスケッチ』を取り出してパラパラと読み直してみたりするのです。 たとえば5月と並んでぼくの大好きな10月。高い高い空の深い【蒼】と細波(さざなみ)のような絹雲の淡い【白】。【橙色】の陽射しが世界を染め抜くと、街も人もしっとりと落ち着いて本来の輪郭(りんかく)を取り戻していきます。そこへ金木犀の香り、とくれば否が応でも幸せを感じないではいられません。 長くなった夜に、珍しく時間をかけて珈琲を淹(い)れ、懐かしい人の横顔をほんの少し想い出して見たり、誰かに手紙を書いてみたり・・・。 たとえば夜の内に降り出す雪の日も、ぼくをどうしようもなく嬉しくさせます。寝るのが惜しくて長編の小説を引っ張り出してきてゆっくりと読み直してみたりします。冷え込んだ夜、人通りのない公園に早くも雪が降り積もる気配を見せ始めると、朝になれば消えてなくなる夢でも見ているように、ぼくは居ても立ってもいられなくなり、外套(がいとう)を着てマフラーを首に巻くと一人表へ出て、美しく雪化粧された町にワクワクとぼく一人の足跡をつけて回ったりするのです。 翌朝になっても止まずに雪が降り続けているなら、傘も差さずにいつもより早めに家を出ます。肩にうっすらと積もった雪を払って、馴染みの喫茶店の窓際の特等席に座ります。そして、珍しくホットココアなどを注文して、吐息で曇りがちな窓の外で、楽しそうに風と戯(たわむ)れる雪片を飽きずに眺めたりします。 たとえばたとえば・・・、出掛けにのぞいたポストの中に懐かしい友人からの便りを見つけた瞬間や、約束もないのに町や駅で会いたかった大切な人とバッタリ行き会う奇跡。通りかかったぼくを待ち受けていたかのようにタイミングよく信号が【青】に変わることや、切符の発券番号、あるいは買い物の合計金額やおつりがゾロ目だったりすること、それから新しい文房具を買い揃えたときも・・・。 そんなふうに幸せは、いつでもぼくの周りに用意されているのです。けれども、心の病んでいる日は、そんなことにすら気付かずに俯(うつむ)いて急ぎ足で一日を駆け抜けてしまいます。う~ん、余りにももったいない。しっかりと目を開きましょう。しんと耳を澄ましましょう。 そしてささやかな、けれど何物にも替えがたい「幸せ」のひとつひとつを確かに感じながら生きていきたいと心から願ったりするのです。 ......

3009, 2022

【暦の話⑳】十三夜

By |2022年09月30日|Categories: 国分寺ブログ|0 Comments

旧暦8月15日の「中秋の名月」からおよそひと月、旧暦9月13日の月を「十三夜」と呼んで同じようにお月見をする習慣のあったことは以前の【暦の話】でも紹介しました。 「十五夜」と「十三夜」、いずれか片方の月を眺めることは「片月見(かたつきみ)・片見月(かたみづき)」と言って、縁起の悪いこととされていました。しかも、この「十三夜」は「十五夜」を眺めた同じその場所から眺めるというルールさえあって、日常的に観月の習慣の希薄になっている現代人にとっては、少しばかり敷居の高い話です。 満月の二日前、満ちる一歩手前のわずかに欠けた月。 以前も紹介しましたが、日本人は、隙もなく完璧なものよりは、むしろ完成の一歩手前の「未完成」に美意識をくすぐられる民族性をもっているようです。 「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。」(徒然草 兼好) 桜の花は満開のときだけが美しいのでは決してなく、例えばようやく咲き始めた桜の枝に瞳を輝かせたり、吹雪のように舞い散る花びらの美しさに心を奪われたりします。だとすれば月も陰りのない満月だけが見るべきものということでもなさそうです。 今年の「十三夜」は10月8日(土)となります。 二週間予報では、どもやら天候不良となりそうで心配ですが、「雲のいずこに月宿るらん」と見えない月に思いをはせるのもまた風情というものかもしれません。 文責:石井  

3009, 2022

秋のお得な特典!「乗り換え割」「はじめて割」

By |2022年09月30日|Categories: 国分寺ブログ|0 Comments

2学期の君の学び場はファインズだ!! 秋の限定2大特典   新学年を迎えてから夏休みまで目標をもって勉強をしてきたけれど、2学期中間テストではまだまだ目標に届いていない。 もしかして、今の勉強のやり方ではいけないのでは??そう心配に思う中学生はたくさんいます。本人以上に保護者の皆さんは我が子の様子に不安を感じることは多いでしょう。 正直に申し上げれば、自宅で参考書を使って勉強しても、オンラインや通信講座などで勉強しても、集団塾、個別指導塾で勉強をしても、学校のテストに出題される問題は変わりません。一概に環境を変えたからといって急激に成績が上がるということはほぼないでしょう。 それでも、塾に入ったり、塾を変えたりすることで成績が上がるとお考えの方がいらっしゃいます。そして、本当に成績が急上昇したケースもあります。では問題も学習単元も変わらないはずなのに、なぜ環境を変えて成績が上がったり、上がらなかったりするのでしょうか。 実は、秘密はお子様自身にあります。 塾に通うことの最大のメリットはプロが勉強のコーチをしてくれることです。 時には知識や解法を教えてくれて、時には学習ペースの管理をしてくれて、時には隣に座って一緒に集中して勉強する場を作ってくれます。 ......

2909, 2022

【アーカイブ⑱】秋の星空

By |2022年09月29日|Categories: 国分寺ブログ|0 Comments

秋の星空はタレントが不足しがちで、夏の星空ほどの賑わいもなく、ましてや冬の絢爛(けんらん)たる星座たちの競演とは比べるべくもありませんが、それでも例えばペガススの大四辺形を見るのは結構好きなぼくです。わずかに狭まっている四辺形の二辺を北に伸ばすと大きなとんがり帽子の三角形ができます。その頂点が北極星の在り処(ありか)を指し示してくれるのをご存知ですか。北極星の道しるべとしてはおおぐま座の北斗七星やカシオペア座がポピュラーですが、ペガスス座も実は北極星のポインターとなっているのです。一度試してみてください。 今日は出先から深夜になって帰宅したために、この秋最初のオリオン座を見ることができました。折りしも牡牛座のプレアデス星団(通称スバル)が南中しています。 オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶ冬の大三角こそ有名ですが、シリウスを起点にプロキオンへ、そしてベテルギウスへは向かわずに、天頂方向へ双子座のポルックスを経由してぎょしゃ座のカペラまで、そこから牡牛座のアルデバランへ折り返してオリオン座のリゲルを経由し、シリウスへと一周すると冬の大六角もしくは冬のダイヤモンドと呼ばれる壮大な星図が描けるということを知っている人物にはなかなかお目にかかりません。 かつてエマートンという詩人が「星空が千年に一度しか見られぬものとすれば、人類は、昔は夜空に神の宮殿が現われたことがあるそうだという伝説を言い継ぎ語り継ぎするだろう」と書いたのもなるほどと頷けます。 今年の中秋の名月は9月18日。明後日の日曜日です。 10月に入るとジャコビニ流星群に始まって、オリオン座流星群、牡牛座流星群、11月の獅子座流星群、そして毎年最後を飾る12月の双子座流星群まで、まるで運動会のリレーのように入れ替わり立ち代わり流星群の活動が活発となります。 たまにはゆっくりと星空を見上げてみてはいかがでしょう。 運よく流れ星を見つけることが出来るかもしれません。   ※2022年の中秋の名月は【暦の話⑲】でご紹介した通り9月10日でした。 ......

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