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全国統一小学生テスト
四谷大塚主催「全国統一小学生テスト」の受け付けが始まっています。日 時:11月3日(水・祝)午前9時~(集合:8時50分)対 象:年長生~小学校6年生試験科目 年長生・・・算国総合 小1~小3・・・算国 小4~小6・・・算国、算国理、算国理社から選択終了時刻(目安) 年長生・・・10時 小1・小2・・・10時40分 小3・・・11時 小4・・・12時10分(2科は11時10分) 小5・小6・・・12時30分(2科は11時20分)お申し込みはこちらからお願いします。新型コロナ感染予防のため、定員を絞らせていただきます。受験ご希望の方はお早めにお申し込みください。本日から、国分寺一中・四中で中間テストが始まりました。授業内外でテスト対策を実施中です。小学生も中学生も、みんなガンバレ!!ファインズ国立スクール042-505-6601
【暦の話⑪】中秋の名月
あるともない夜風にかぐわしい花の香りが混ざって、金木犀の咲いたことを知らせてくれます。 今年も「月見バーガー」の季節がやってきました。おなじみのサイドメニュー「月見パイ」に加えて、今年は新作の「月見シェーク」が登場したようです。 ということで、本日は「中秋の名月」のお話です。 太陰太陽暦(旧暦)は、基本的には月の満ち欠けに従って作られたカレンダーですから、毎月1日は「朔(さく)」といって新月、3日目の月を「三日月」、そして15日目(十五夜)に月は必ず「望(もち)」と呼ばれる満月になります。名字としてもつかわれる「望月(もちづき)」というのは、つまり満月のことなのです。 【暦の話①】プロローグでも紹介しましたが、旧暦では7月~9月が秋で、8月は秋の真ん中の月であることから「仲秋」と書き表し、その「仲秋」のちょうど中日となる8月15日を、特に「中秋」と書き分けます。ですから8月15日の満月は「仲秋」ではなく「中秋の名月」と書くのが正しい表記となります。 では、今年の中秋の名月はいつかというと、9月21日の火曜日です。つまり、この日が旧暦の8月15日ということですね。 月の陰影に「餅をつく兎」のイメージを重ね合わせるのは日本独自のものかと調べてみると、元々はどうやら中国から渡ってきたもののようで、その経路である朝鮮半島の韓国でも同じように月の陰影に「兎」をイメージしているようです。世界各地には様々な月の模様の見立てがあって、シオマネキのような片方のハサミが巨大化したカニの姿をイメージするのは南欧の国々。横座りして本を読む女性をイメージするのは北欧の国々。飛び上がる躍動的なライオンの姿をイメージするのはアラビアの国々。その他、「バケツを運ぶ少女」「薪を担いだ男」「貴婦人の横顔」などなど、月の模様の見立ては本当にユニークですね。 横顔を見せる貴婦人に確か名前があったように記憶していて、改めてネットで調べてみたけれど検索できませんでした。一体どこで出会ったのか思い出せず、「もしかしたら」と愛蔵の野尻抱影著「星三百六十五夜」を引っ張り出してページをめくってみたものの、薄い本とはいえ春・夏・秋・冬と4巻合わせると600ページ近くなるので、残念ながら見つけ出すことは出来ませんでした。 ......
【暦の話⑩】二百十日と二百二十日
二十四節気や五節句と言った暦日以外に、生活の中から自然発生的に生まれた民俗行事・年中行事が暦に記されるようになり、これを総称して「雑節」と呼びます。 雑節には「節分、彼岸、社日(しゃにち)、八十八夜、入梅、半夏生(はんげしょう)、土用、二百十日、二百二十日」があり、【暦の話】でも既にいくつか取り上げています。 さて、これら雑節の中に数字を冠したものが三つあります。「八十八夜」「二百十日」「二百二十日」ですが、これらは立春の日から数えた日数を表しています。 「八十八夜」は5月2日頃で、 ♪ 夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉がしげり~ ♪ と唱歌にも歌われている「茶摘み」の季節となります。 「二百十日」は9月1日頃、そして「二百二十日」が9月11日頃にあたり、今年はどうやら大丈夫な様子ですが、台風の特異日とされています。 ......
【暦の話⑨】陽数と陰数
中国では、一桁の数のうち1,3,5,7,9の奇数を「陽数」と呼び縁起の良い数とし、2,4,6,8の偶数を「陰数」と呼び縁起の悪い数とする考え方があります。 日本の歴史の中にも、安倍晴明を代表とする「陰陽師(おんみょうじ)」が登場しますが、この陰陽(いんよう)思想は中国の「陰陽説」に端を発します。自然界に存在するあらゆる物質は「陰」と「陽」の二要素のバランスによって成立すると考える説で、後に自然界に存在する物質は「木」「火」「土」「金」「水」の五要素に由来すると唱えた「五行説」と結びついて「陰陽五行説」とも呼ばれるようになります。 有名な「タオ」のマークも陰と陽の二相を組み合わせたものです。 縁起の良い陽数(奇数)である1、3、5、7、9がゾロ目となる日(1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)を並べてみると、これらが特別な日であることにお気づきになると思います。 もとは中国の陰陽五行説に由来しますが、すっかり日本の季節を彩る年中行事となっている五節句が行われる日です。 正確には1月1日ではなくて1月7日が「人日(じんじつ)」といって七草の節句。3月3日は「上巳(じょうし)」といって桃の節句(ひな祭り)。5月5日は「端午(たんご)」といって菖蒲の節句。7月7日は「七夕(しちせき)」といって七夕の節句。そして9月9日は「重陽(ちょうよう)」といって菊の節句となっています。 あまりなじみがありませんが、七夕を「笹竹の節句」と呼ぶことを合わせると、節句と季節の植物が組み合わされているのも、なるほどとうなずけます。 さて、ここまでの説明でお分かりかと思いますが、9月9日の節句「重陽」には「陽数を重ねた日」という意味があります。「9」という数字は一桁の数の中で最も大きい「陽数」であり、その影響力も最大であると考えられることから、9月9日を特別に「重陽」と呼ぶわけです。 大変興味深いのは、もともと「陽数」の重なる日は陽気が強すぎて不吉なため、それを払う行事として執り行われていたものが、時を経て正反対の「吉祥」の日の祝い事と解釈されるようになったというのです。 何事も度が過ぎるとかえってマイナスになるという捉え方だったのが、いつの間にかプラスの許容範囲が無制限になるという大きなパラダイムシフトの背景には一体何があったのでしょうね。 ......
【暦の話⑧】花暦
様々な植物を花期の順に並べて季節と重ね合わせたものを「花暦」といいます。 季節の移ろいを折々に咲く花の姿で知ることは、無意識にせよ私たちが日常的にしていることでしょう。 桜に先駆けて咲く梅や辛夷(こぶし)やハクモクレンの花に春の訪れを感じ、南から北へまるでリレーのように日本中が酔いしれる桜の季節が過ぎれば、菜の花や紫ダイコンの花を追いかけるように藤の花が咲き、やがてツツジや薔薇の花が初夏を告げ……、といった具合です。 さて、夏から秋へ……。この季節に見つけた花たちのいくつかを紹介しておくことにします。 黄昏に、光が薄れるのを待ちわびたように咲く「オシロイバナ」 闇の中へと降下していく落下傘部隊 花言葉は「あなたを想う」 ピンクのサルスベリ ......
9月授業開始(柿生スクール)
柿生スクールでも、9月の授業が始まりました。 今日の授業を忘れて慌てる生徒もいましたが、何とか頑張ってくれています。 これに先立ち、柿生スクールでは、中学生の定期テスト対策のため、8月29日(日)に、校舎を開放しました。 生徒たちは、それぞれのプリントやワークを真剣に勉強していました。また、わからに所を先生に質問たりして、 理解を深めていました。この努力が実ってくれることを祈ります。