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27 12, 2021

第90回:日本の教育は優れている?! アジア紀行第4回

By |2021-12-27T18:14:00+09:002021年12月27日|代表コラム|0 Comments

バングラデシュ2日目。 明け方近くになってやっとホテルに到着し、シャワーも浴びずにそのままベッドに倒れこみ、目覚めると10時過ぎ(時差は3時間ですから、現地時間は7時)。 数時間しか寝ていません。午後から説明会があるので、眠い目をこすりながら、朝食を食べにレストランに降りて行くと、ロビーで友人が待っていました。 普段は1日にコーヒーを5~6杯は飲むコーヒー党ですが、牛乳と茶葉をじっくり煮たてたバングラの紅茶はとても新鮮でおいしく感じました。 「腹が減っては、、、」と思い、パンを無理やり腹に押し込め、説明会会場に向かいました。友人が会場はこの近くだというので、すぐ到着するのかと思っていましたが、日本でも経験したことのない「大、大、大渋滞」。 これなら歩いたほうが確実に早い。「ここから歩こう」と言うと、友人は「ナカノサーン、アルクノハダメヨ!」と大きな声で制止します。わずか数キロを1時間以上もかけて、やっと会場に着くと、そこはなんと中華レストランの2階でした。 開始時間に遅れ、申し訳ない気持ちで2階に上っていくと、壁際に6、7人の男性が座っていました。今日の説明会は、新聞でも告知していると聞いていたので、少しがっかりしていると、友人がそれを察したのか、「ナカノサーン、シンパイナイヨ。コレカラミンナクルヨ。」と言うではありませんか。 確かに、それから10分も過ぎると、ひとり、二人と続々と集まってきました。やがて30分近くになると、会場は50~60人で一杯となったではありませんか。 後で知ったことですが、ダッカでは渋滞が日常茶飯事で、時間通り始まることがなかなか困難。そこで、準備ができたことをメールで知らせているそうである。その時間、近くでお茶でも飲んで待っているそうである。 日本でも「沖縄時間」というものがあるが、これこそ「ダッカ時間」。 ......

16 11, 2021

第89回:日本の教育は優れている?! アジア紀行第3回

By |2021-11-22T22:05:18+09:002021年11月16日|代表コラム|0 Comments

到着早々びっくりするような出来事の連続でした。「あのフェンスの向こうにいる人々は一体何をしているのだろうか」、その答えは少し後でわかりました。 友人の後を付いていき、やっとの思いでタクシーを捕まえ、明け方近くのコーランが響くダッカの街を走っていると、明るくなって町の様子が見えるようになってきました。 市街地が近づくと、早朝にもかかわらず既にラッシュが始まっていました。 人、人、人、、、人力車、バイク力車、そして車、車、車・・・・・ 日本ではとても走行が認められないような古いバス。なんとその屋根の上に人がいるではありませんか。それに加えて、バスには窓ガラスはなく、人の足が窓から出ている。 列車も人で埋まっていました。乗降口の手すりにつかまり、身体が車外に出ている人までいます。 少々のことでは驚かない私もこれにはビックリしました。 車の狭い間隔を泳ぐように通り抜ける人々。物売りの少年少女たち。 日本の戦後の混乱期は、このような感じだったのだろうかと、ふと考えてしまいました。 ホテルに着くころには、へとへとになっていました。 ......

4 06, 2021

第88回:日本の教育は優れている?! 第2回

By |2021-06-04T09:28:00+09:002021年06月04日|代表コラム|0 Comments

私の時計で朝6時過ぎといっても、現地時間は真夜中3時。こんな時間に到着して、これからどうするのか、同行したバングラの友人におそるおそる聞いてみました。 すると彼曰く、「ダイジョブ、ダイジョブ。わたしの友達むかえにきてる。」 「そうかぁ、なら安心かな。しかし、この人数が税関を通るのにずいぶん時間がかかるだろうなぁ。」と考えながら並んでいると、どうやら税関では一人ひとりお金を払っているようでした。「ははぁん、だから時間かかるんだな」 そのとき、係の人が一人ひとりパスポートのチェックをしながら、私の前に来て顔を見ると、「Are you Japanese or Chinese? 」というではありませんか。 パスポートを見ればわかるだろう、と思いましたが、「I ......

27 05, 2021

第87回「日本の教育は優れている?!」

By |2021-05-27T17:53:14+09:002021年05月27日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

FINES GROUPで外国人に対して日本語教育をするようになって4年が経過します。 日本語教育に携わるようになると、観光以外で、外から改めて日本を眺める機会を持つことになりました。それまで私塾人として日本の生徒の学習・進学に長く携わってきましたが、果たして日本の教育が、「ものづくり」のように世界に誇れるものなのかどうかについて、私には全く知見はありませんでした。 そんな私が初めて訪れた国は、バングラディシュでした。初めて訪れる国がなぜバングラなのか。それについて長くなりますから、またの機会にします。 バングラ訪問の目的は、ある大学の留学生獲得のためでした。訪問国の知識としては、はるか昔、中学生の頃の社会科で習った知識くらいしかありません。インドの東側。確か以前は東パキスタンとかいっかな。そのくらいでした。 朝、6時過ぎ、ダッカ国際空港に到着。税関に並びました。長蛇の列。100人くらいはいたでしょうか。日本人と思しき人は1割もいません。 以後3年間。12ケ国訪問の旅がここから始まりました。 (2021.5.27 つづく)

12 03, 2021

第86回「IB教育ってなに?第3回」

By |2021-03-31T11:49:20+09:002021年03月12日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

~バカロレアってよく分からない!~ 前回のコラムでDPの履修が、日本語でできるようになればバカロレアは広がっていくと書きましたが、なんとその日、文科省ははやくもこれを実行に移すという決断をしています。 7月1日文科省は、「DPについて、新たに地理や音楽などの科目については、日本語で履修できる」と発表しました。 これにより資格取得に必要な6科目のうち、英語を除く全科目で日本語での履修が可能となります。対象は2016年度入学者から適用されます。 「認定校拡大に弾みをつけたい」とする文科省の目標は、達成されることになると思われます。 さらに、文科省は、同プログラムを履修しやすくするため、今夏にも学校教育法施行規則などを改正し、英語、数学、理科の必修科目と総合的な学習の時間の単位を、そのままDPに置き換えられるようにするという方針を明らかにしています。 「ゆとり教育」を初めとする、ここ20年間の日本の教育行政については、わずかながらも私学教育に携わるものとして、忸怩たる思いがありましたが、この1,2年の文科省の改革スピードには眼を見張るものがあります。 ファインズグループとしても、このグローバル化の流れに対応するべく、国の1歩先をゆく改革をこれからも進めていく所存です。 了 (2015.7.6)

12 03, 2021

第85回「IB教育ってなに?第2回」

By |2021-03-31T11:49:20+09:002021年03月12日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

~バカロレアってよく分からない!~ 日本のディプロマ・プログラム(DP)認定校は、34校ありますが、その多くはインターナショナルスクールです。 この内、学校教育法第1条により「学校」として認められ、高校卒業資格が与えられる学校は、全国に12校、首都圏では、玉川学園中学部高校部、東京学芸大付属国際中等教育校、都立国際高校の3校となっています。 今後はこの1条校も増えていくと思われます。 DP認定校である都立国際高校は、今春(平成27年度)入試において、新たに「国際バカロレア」コース(定員25名)を設置しました。 注目された入試でしたが外国人枠5名は残念ながら4名の合格に留まり、定員を充足できませんでした。しかし、日本人枠、外国人枠ともに応募倍率は4.4倍の高倍率となり、激戦となりました。 4技能中心の入試でありながら、高倍率となったのは教育業界に大きな刺激を与えました。 現在DPの授業は、日本では英語を中心に行っていますが、文科省は今後一部の授業を日本語でも行えるようバカロレア機構に働きかける方針です。それが認められるまでには、まだ数年を要するでしょうが、それが認められればDPは一挙に広がっていくでしょう。 前述したように、文科省は30年までに1条校を200校にすることを目標に掲げていますが、現在のところ「困難」だというのが一般的な見方です。 ただ、日本語によるDP履修が一部に認められれば、一挙に広がっていくでしょう。 ......

12 03, 2021

第84回「IB教育ってなに?」

By |2021-03-31T11:49:21+09:002021年03月12日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

~バカロレアってよく分からない!~ 文科省は、4月17日「2018(平成30)年までにIB認定校を200校まで増やす」、さらに6月22日には「国際バカロレア(IB)の履修科目を、高校卒業に必要な単位に算入できる上限を拡大する」と発表しました。 一般紙の社会面の小さな記事でしたが、2020年の大学入試改革とも関連し、これからの日本の教育に大変重要な内容を含んでいます。 大学入試改革については、前回までに述べてきましたからそちらをお読みください。 ところで、近時マスコミでIBという名前をしばしば目にするようになりましたが、「IBとは何か?」と聞かれて、はっきりと答えられる人は少ないのではないでしょうか。 そこで、これらの記事の意味に触れる前に、まずIBとはどのような教育なのかを簡潔に述べてみたいと思います。 IBとは、「国際バカロレア(International Baccalaureate)」のことで、国際バカロレア機構(本部スイス・ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムのことを言います。 1960年代欧米では、自分の子弟を他国の高等教育機関に進学させたいという欲求が高まり、世界共通の資格制度の必要性が叫ばれました。これにより1968年設立されたのが国際バカロレア機構(IBO)でした。 初等(プライマリー、3歳~12歳)、中等(ミドル・イヤーズ、11歳~16歳)、ディプロマ(16歳~19歳)の3つのプログラムがあり、世界140以上の国・地域、4,211校(国内34校)(平成27年6月10日現在)で実施されています。 ......

12 03, 2021

第83回「英語ならファインズ第5回」

By |2021-03-31T11:49:21+09:002021年03月12日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

~Math in English!~ 新・教育維新を睨んだファインズの先進的な取り組みは他にもあります。 2020年に大学入試が改革されることは、これまでも述べてきたとおりです。 同時に、文科省は、英語についても大改革を示しています。 それは大学改革と同じ年の2020年(一部の特区では2018年)、小学校3年生から英語を正式教科として導入するというものです。 小学生にデジタル教科書を導入し、中学3年生で全員が英検準2級を取得することを目標とし、高校生には4技能教育を徹底し、スピーキングも入試で判定できるようにしていこうというのです。 これには、教師をどのように確保し、育成するのかという運営上の問題点もありますが、グローバル化がこれからもさらに進むであろうという点を考えると、方向性としては正しいといわざるを得ません。 われわれ教育に携わるものも、保護者も対策を考えていかなければなりません。 ......

12 03, 2021

第82回「英語ならファインズ第4回」

By |2021-03-31T11:49:21+09:002021年03月12日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

~「自調自学」のファインズ6期生 東大に5名合格!~ 「高大接続改革」が目指すものは何でしょうか? この問に答えるためには、従来の大学入試の問題点に触れないわけにはいきません。 現在の大学入試制度は、「効率性」に重点をおいています。その結果、「穴埋め」「短答式」 「選択式」の問題が多くなり、必然的に高校での学習も「暗記記憶型」に重点を置いて勉強することになります。 つまり、「穴埋め」「短答式」「選択式」大学入試に対応するため、高校での教育が最適化されてきたのです。 「選択肢の中に必ず答えがある」「そもそも選択肢は与えられるもの」「一問一答」「問題が解けるかどうかは知識次第」「思考力よりも記憶力・暗記力が大事」「難しい問題は後回しにした方が有利」「表現力は問われない」等々。 このような学習は、大学合格と同時に忘れても構わない知識の習得を必死になって身につけないと合格はしない、という矛盾したものだったのです。 問題傾向が、「穴埋め」「短答式」「選択式」であるということは、評価方法は「単一の評価軸」にならざるを得ません。 文科省は、評価方法も「多様なもの」に変えていく、と言っています。 ......

12 03, 2021

第81回「英語ならファインズ第3回」

By |2021-03-31T11:49:22+09:002021年03月12日|Uncategorized, 代表コラム|0 Comments

~首都圏で初めて! 『英語で数学を学ぶ』授業開始!~ では、「高大接続改革」とはどのような改革なのでしょうか? まず「知識型、暗記型」偏重のセンター入試を廃止し、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を実施し、同時に高校2年生(中教審の委員には、高1から始めるべきという意見もある)には「高等学校基礎学力テスト(仮称)」という新たに2つの「新テスト」を創設するというものです。 つまり、今の「知識偏重型」の大学入試の強く影響を受けている高校教育の一体改革も同時進行で行わないと、ほんとうの意味での「大学入試改革」にはならないと文科省は考えています。 従来の教育改革が、「部分最適」にとどまっていた事を踏まえ(文科省は、「ゆとり教育」がまちがっていたと認めてはいません)、グローバル化に対応できるようにするためには「高大接続改革」により「全体最適」を目指す必要があると考えています。  現在の入試制度は、高校・大学関係者、産業界、保護者、生徒の何れもがそのあり方に疑問をもっていました。 では、なぜ変えることができなかったのでしょうか? 現在の制度は、「短い時間で」「効率的に」「公平に」「安く」合格者を選定できるという点で便利な制度なのです。言い換えれば、大学にとっても、学生にとっても「暗記型」という点で「楽な入試」であったためなかなか変えることができませんでした。 これを変革していこうというのが今回の「高大接続改革」なのです。 つづく ......

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